HONDA 2000' XR650R

を飼う!?Part12

今回のメインメニューはFブレーキディスクのノーマル化と
リアサスペンションのサグ出しです。

2002年11月20日現在で走行距離が13,101km
納車1年目は、あっというまに走行距離が伸びましたが、最近は長距離移動時はトレーラーを使っている事もあり、あまり距離が伸びません。
でも、XRに飽きた訳じゃないんですよ!(笑)
ってなわけで、今回もXRへの愛のメンテナンス!(笑)


2002年11月


今回Fブレーキディスクをノーマルに戻します


「Fブレーキディスクをノーマルに戻します」
それは何故か?実は12/23に開催の「オーバーオール」というレースイベントに出る為です。
改造度や排気量などで多くのクラス設定がされているのですが、現状だとFディスクがブレーキングのオーバーサイズに変わっているというだけで、まさに改造無制限・排気量無制限の”無差別級”にしかエントリー出来ない!!
というわけで、素直にディスクをノーマルに戻します!(笑)
 
ディスクサイズは
ノーマル 240mm
オーバーサイズ 260mm

ディスクの交換に伴いキャリパーサポートもノーマルに戻します。
 
パッドピンを止めているメクラ蓋(マイナス)が固着して潰れたので、今回は2003CRのリアブレーキパッドピンを流用!(笑)
 
あと、「モタードスタジアムもてぎ」の時にも気になっていたFブレーキのベーパーロックだが、ベーパーロックすると言う事はブレーキフルードが水分を吸っている証拠。
ってなわけで、Fブレーキフルードもしっかり交換してエア抜きしました。



せっかく作ったアンダーガードステーが振動で飛びました!


まったくこのバイクの振動の多さと言ったら.........後から付けるパーツが全部振動で落ちちゃうよ!(笑)
でも今回は不幸中の幸いで、アンダーガードをフレームにつっているステーのうち、スペーサーのみが無くなったので簡単に作り直せます。
右の写真のステーの角に作った丸みが、ラジエターのリザバータンクホースに挟まっていたので脱落しなかったのだ。
今回はちょっと手抜きで、適当に転がっていたハンドルブリッジを使い、簡単に作ってみました!(笑)
ただし、今回はネジロックを大量に塗布したので、しばらくは大丈夫でしょう!



ヘッドライトの光軸調整


前回のメンテナンスで、アメリカ仕様にオプション設定されている、ガラスレンズのドライビング仕様に交換、バルブもH3タイプのハロゲン12V55Wとなったのですが、たしかに光量自体は有るものの、どうもライトケースの取付角度が600と650で違うらしく、ライトは空をてらすばかりで、いくら光軸を下げても道路を照らしてくれません!(笑)
というわけで、今回はライトカウル側・上側のステーを短くし、ライトケース自体を下向きにセットしてみます。
こっちの写真が削る前。
 
で、こっちが削り込んだ後です。
こればっかりは夜走ってみないと解らないので、また後ほどレポートしますね!



サスペンションのサグ出し


XRも納車から2年と半年がたち、サスペンション関係もだいぶ”やれてきた”感があります。
ってなわけで、改めてサスペンションに良い仕事をしてもらう為にサグを出し直します。
特にリアサスは高いジャンプなどで簡単に底付きするので、少しイニシャルを掛けてみようかと。

まずはサグ出しに先立ち、フロントサスペンションのエア抜きバルブを緩めてエア抜き。エア抜きは、バイクをモトクロススタンドに上げて、Fサスは伸びきり状態で行います。
合わせてFサスの伸び側及び圧側ダンパー調整値、をノーマルセットに戻しました。
右の写真はリアサス圧側。
 
リアサスの伸び側ダンパー調整ダイヤルはボトム側に有り、ちょっと調整しづらいけど長くて細めのマイナスドライバーで調整します。

ダンパー調整値はノーマル値と現状値との兼ね合いを考え下記の値に。
●フロント伸び側
  時計回りに最後まで締め込んだ状態から9ノッチ戻し
●フロント圧側
  時計回りに最後まで締め込んだ状態から11ノッチ戻し
●リア伸び側
  時計回りに最後まで締め込んだ状態から10ノッチ戻し
●リア圧側
  時計回りに最後まで締め込んだ状態から6ノッチ戻し


続いてサスペンションのストローク値を計る為に任意の場所を選びます。
この時に、スイングアームピボットからの距離が等しくなるような場所を選びましょう。
そうすればこの2点間の距離を便宜上、写真で示した赤線のホイルトラベルと同じサス・ストローク値とすることが出来ます。

今回はリアアクスルと、エアクリーナーケース後側のネジにマーキング。

まずはメンテナンススタンドでリアサスを伸びきり状態にして2点間の距離を測ります。

●伸びきり=550mm

(リアサス・ホイルトラベル=308mm)
※カタログ値
 
このボルトにマーキング。
 
続いてバイクをメンテスタンドから降ろし、バイクの車重のみがかかった状態で距離を測ります。

●1G=500mm
 
最後にライダーがまたがった状態で距離を測ります。
この時に本当はハンドルを両側から誰かに押さえてもらって、ライダーはステップに乗り、乗車姿勢を取って計ってやるのが一番正確なんですが、人手が足りないので、ライダーがつま先でバランスを保ち自分の体重を完全にバイクに預けるようにします。

●1G’=448mm

●伸びきり=550mm
●1G(空車)=500mm
●1G’(乗車)=448mm
(リアサス・ホイルトラベル=308mm)

俺の場合、別にレースに出て勝とうと思っているわけではないので、だいたいサグ値はフルストロークの30%もしくは1/3(33.3%)程度を目安にしています。
ってなわけで、XR650Rのリアサスホイルトラベルは308mmなので、30%から33%ということは1G’で93mmから103mmぐらい沈み込むようにセットすればいいわけで、
伸びきり550mm−(93)103mm=(457)447mm
現状の1G’が448mmなので、何もいじらなくてもほぼ望み通りの値になっていました。

が、しかし、今回はタレてきたリアサスを引き締めるのと、12/23のオーバーオールに向けて少し高荷重対応に振る事にします。
で、目標値は30%の一割引。つまり27%付近を狙います。
ホイルトラベル308mm×27%=83.16mm
伸びきり550mm−83.16mm=466.84mm

まずはリアサスのスプリングロックナットを緩めるのですが、リア周りをバラすのがめんどくさいので(笑)、今回は細長いタガネとハンマーで代用!
 
まずはスプリング受けナットの現状位置をマーキングしてから、スプリングを持ち上げるようにして受けナットと共に、とりあえず時計回りに1回転。
ネジ山ひと山分の約1mmイニシャルを掛けて計ってみると、456mm。
8mmほど増えたものの、目標まであと11mm

もう一度スプリングを回してもう1回転、都合2回転で計ってみたら、
467mm
目標値が466.84mmなので、これで良しとします。


サスペンションセッティングをまとめると

●ダンパー調整値
 ・フロント伸び側=時計回りに最後まで締め込んだ状態から9ノッチ戻し
 ・フロント圧側=時計回りに最後まで締め込んだ状態から11ノッチ戻し
 ・リア伸び側=時計回りに最後まで締め込んだ状態から10ノッチ戻し
 ・リア圧側=時計回りに最後まで締め込んだ状態から6ノッチ戻し

●リアサスイニシャル値
 ・2回転加圧

●リアサスサグ値
 ・1G’=83mm(サグ)/308mm(ホイルトラベル) 27%沈み込み



またまたトラブル発見!見なかった事にする。(笑)


まぁ〜た発見しちゃったよ!
クラックを!

それはなんとシートレールを取り付けている根元に入っていたのでした!!

がぁ〜ん!!
 
長い間に、さらされ続けた振動、そして2回程施したシートレールの修正作業によって出来た物と推測します。

ま、でも今回は、ここから全バラするのはめんどくさいので次回以降に対策を施す事にしました!(笑)

ま、シートレールの角パイプの中に、アルミ無垢のスペーサーが入っているので、とりあえずモゲることは無いだろうと........(笑)

※参考:シートレール修正



2002年9月14日 夕方


転倒によって傷ついたサイドカバーに貼り付けてあるプロテクションシートを剥がすとこんな感じです。
下の写真からも解るように、一部分かなり深い傷があり、サイドカバー自体にも浅くキズが入っていたのですがプロテクションシートを貼り替えれば、ほれ!このとおり!

ぴかぴか!つやつや!!(笑)
 
プロテクションシートはボロボロ。
 
プロテクションシートは、まずは大きく貼って少し大きめに切り取り、しばらく時間をおいて落ち着かせ(伸び縮みする)、最終的にカッターナイフで余分な部分を切り取ります。



詳しくは下記「保護用カッティングシートの貼り方」を参照してください。

保護用カッティングシートの貼り方



シート表皮を貼り替えました


オフロードブーツの金具で引っかけて、少しだけノーマルシートカバーが破けていたし、少し変色もしてきていたので、いっそのこと貼り替えようかと思ったのですが、破れもほんの少しなので今回はノーマルシート表皮の上に貼り重ねる事に。
今回は「グリッパー」素材を用いたシート表皮を選びました!
 
いや、まじ、まったく滑りません!(笑)
最初のうちは細かなポジション変更時にお尻が滑らなくて違和感を感じますが、ちょいと振られた時や、ウィリー時になどに、まるでお尻がシートに吸い付いたようなグリップ感はなかなかのもの!(笑)
貼り重ねに関しても、もしかしたらシート表皮が2重になることによって、中で滑って変な感じになるかなとも思ったのですが、そんな事は全くなく、貼り重ねた厚みによって取り付けしにくくなる事も無かったので、今のところ全く問題なし。もしかしたら中のスポンジにとってはこの方が良いのかも?
シートカラーもノーマルの赤から黒に変わり、引き締まった感じになりました!
 
おまけ。

洗車時にサイレンサーエンドから水が入らないようにするアイテム。

なんとホワイトブロスeシリーズ純正オプションなのだ!(笑)


 
 
 





     
     

 

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