ウィリー祐一直伝!! ”ウィリーしましょう
and ライテク講座”
ウィリーについて伝言板などにお答えしてきた事をまとめてみました。 |
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ウィリーとブレーキターン、そしてアクセルターンを映像を使って説明しています | ||
ウィリー |
ブレーキ・アクセルターン |
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QA-01:400ccオンロードバイクでウィリーするには? ウィリー祐一さん はじめまして (中略) 「こりゃ免許取るしかない」と・・・・・ で、やはりここでもやりたくなるのがウィリーでした。 (中略) そこでバイク好きのHPをテンテンとして見つけたのが祐一さんのHPでした。 率直な感想、すごくおもしろかったです。遊びに一生懸命なんですね。 僕もそんな大人になりたいと思いました。<ホントっす そこでひとつ質問 オンロードバイク(400cc)でのウィリーのこつなんかあったら教えてください |
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まず、400ccぐらいの4ストのバイクは、パワーバランスがあまり良くないのでウィリーをする為のバイクとしてはあまり適してませんね。私のように数多くのバイクに乗って、ウィリーに慣れてくれば、50ccだろうが1300ccだろうが、バイクで有れば何でも一緒、とりあえずは、大抵のバイクでウィリーできますが............. もし君が真剣にウィリーが旨くなりたいのなら、パワーバランスを考え、車重よりもパワーの勝っているバイクを買うのも一つの手です。あとはオフロードバイクなんてのが、練習用としては最適です!しかも4スト。そして、入門機としてはホンダXR250とかが、いいんじゃないかな?出来れば、キャブをFCR当たりに替えるとパワーも上がるし、レスポンスも良くなるし、エンブレが効く4ストはウィリーコントロールがしやすいよん!! あと、そうですねぇ〜、ウィリーを維持するこつはやはり「慣れ」と「バランス感覚」でしょうか、でも、こんなんじゃヒントにもならないでしょうから、操作的にはまずリアブレーキとアクセルのコントロールを身につけることでしょうね。 1.まずウィリー状態でリアブレーキが踏めるようになること。 (恐怖心でパニックにならず、リアブレーキを平常心で踏める事) 2.上の状態になれたら、ウィリーの角度をリアブレーキでコントロールできるようになること。 (これが出来ないと痛い目に遭うよ) 3.次にアクセルコントロールですか。 (どの程度開ければ、どれぐらいパワーが出るか、どの程度ウィリー角度が変化するかとか) 4.後は、アクセルとリアブレーキのコントロールを複合的に合わせれば、長いウィリーが出来るようになるはずです。(ウィリー状態でバランス点より角度的に上がりすぎたとき、あまりアクセルを戻さずにリアブレーキでコントロールし、バランス点より下がったら、アクセルを開ける。この繰り返し) それにウィリーの仕方には何種類かの方法がありますが、 1.パワーウィリー (パワーに任せてアクセルを開けるだけ) 2.スナッチウィリー (パワーバンド近くまでアクセルを開けていき、パワーバンドに入ったら、急激にアクセルを戻し、すぐに後ろ加重気味にアクセル全開) 3.クラッチウィリー (パワーバンド手前で半クラッチを当てて、エンジン回転と車速がバランスしたらミート) パワーバランス的に車重が勝ってしまっている4ストマルチのCB400SFがノーマルなら、3番のクラッチウィリーが最適かな。1速でウィリー状態に持ち込み、まだパワーバンドにあるうちで、なおかつ、バランス点より上にあるときにリアブレーキを踏む代わりにアクセルを戻し、バランス点より下に来たらシフトアップ。(この時にクラッチは使わないよ)あとは、セカンドでなるべくリアブレーキをコントロールし、長くウィリーすることですね。CB400のパワーではサードでのウィリーコントロールは無理です。 あともう一つ、重要なことは、バイクの全開時の2時曲線的な加速と、フロントホールが下がろうとする力のバランス点を探せば、リアブレーキでコントロールしないでも長く綺麗なウィリーが出来ます。 と、えらそうな事を書いてしまいましたが、後ろにひっくり返らないように気を付けて練習して下さい。この助言が元でコケても、私のせいじゃないですからね(笑) それでは長々と書いてしまいましたが、頑張ってまずはバイクの免許が取れることを願っています。今後もまめにホームページは更新していきますので、たまには遊びに来て下さいね!!よろしくぅ? 追伸: それと、バイクで旨くなるためにコケルことは、避けられませんが、重大な事故や、相手が居る事故は避けられます、あまり無茶な場所でとんでもないことをしないとか、常に臆病でいることがバイクに乗って長生きするコツです。 それでは(^_^)/~~サヨナラ・・・・ |
QA-02:CB400SFでウィリーするには? ウィリー祐一さん、わからないことがあります。 一言にウィリーといってもいろいろあるのでしょうが、CB400SFSでウィリーする場合どのくらいのスピードから持ち上げていくものなのでしょうか? またウィリー中はどのくらいのスピードなのでしょうか?教えていただけるとうれしいです。m(_ _)m |
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はっきり言おう、乗ったことがないから、わからん!! では、かわいそうなので............... 400ccのパワーバンドから言って、1速・時速20キロ程度で半クラッチを当てる ぐらいじゃないかと......... ちなみにリッターネイキッドクラスのバイクですと、4〜50キロ程度で半クラッチを当てます。 1速で上げて、2速でコントロール、3速に入る頃には、140キロぐらいにはなっているでしょう......... |
QA-03:400ccザンザスでウィリーするには?
ウィリーさん今日は! ウイリーのやり方なんですが、400のミドルネイキッドに乗ってます。ウィリーができません。「ウィリーしましょう講座」を見たんですがなかなかフロントが浮かないんです。それと「クラッチウィリー」のやり方がよくわからないんです。詳しく教えてもらえませんか。加重なども・・・。よろしくお願いします!マシンは[XANTHUS」です。軽いバイクです。「パワーウィリー」「スナッチウィリー」などでは浮かなかったんですが、やり方が下手なんでしょうか?うまく浮かせるコツなんていうものを伝授してもらえないでしょうか?よろしくお願いします。 |
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ウィリーの仕方ですかぁ〜.....言葉で説明するのって難しいんだよなぁ〜ほんと! 特に400ccクラスのマルチエンジンだと、高回転型エンジンなので低速トルクが無く、やりにくいんだよね。 俺にとっては、400でも出来るんだけど、ウィリー入門用には向きません! ちなみにこのクラスでは、「クラッチウィリー」でしか出来ないのですが、素人が無理にやろうとすると、大きな代償を払うことになりますよ(笑)....ま、でも、こんなつれない返事ではかわいそうなので、コツを一つギアはローでゆっくり、ゆ〜くり加速、速度が20km程度になったら半クラッチ、この時にクラッチが切れちゃったらダメだよ!クラッチをちょっと滑らせながら、エンジントルクをリアタイヤに伝えるように....で、エンジン回転数が1万回転程度でドン!っとつなぐ。 さすれば、ちょこんっとフロントタイヤが上がってくるでしょう......あとは、「ウィリーしましょう講座」を参考にするしかないですね。ま、人車ともに怪我の無いようにして下さいね。 |
QA-04:400ccザンザスでウィリーするには?Part2 続編 400ccのネイキッド「ザンザス」にのってます。だんだんバイクにも慣れてきてタイヤに悪いマックスターンなどはできたんですが、やはりウイリーがうまくできないんです。以前クラッチウィリーのやり方を教えていただいたんですが、クラッチをドンっとつないだとき20cmぐらいは浮くんですがそれ以上いかないんです。過去のカキコなど見させてもらうとよくバクテンしたとか書いてあるんですが自分は全然そこまであがらないんです。クラッチをつなぐときとか何かコツとかってありますか?よろしくお願いします!m(??)m |
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400ccのネイキッドですよね。そうですねぇ〜クラッチウィリーのコツですかぁ〜..... ま、その前に「20センチぐらいは浮く....」ということですから、その状態でリアブレーキが、感覚的に踏めるようになるまで、練習しましょう。これは、バクテンを防ぐための保険です(笑)....これが出来るようになったら次のステップへ。 ちなみに、ザンザスエンジンのトルク性能曲線って、解ります?トルクピークの70〜80%程が出ている回転数はどれぐらいでしょう?......たぶん400ccネイキッドだと、17,000回転ぐらいがレッドゾーンだと想像するとトルク的には7,000回転ぐらいは回っていないと、十分力が出ていないかな...... てなわけで、その程度の回転数になるまで1速でゆっくりスピードを上げていき、この回転数になったら半クラッチ(2〜3割は繋がっている)で一気に回転数を上げ、どん!っとクラッチを繋ぎ(ミクロ的には左手感覚的で、じんわりと....)ふわっとフロントが上がってくる回転数とタイミングを見つけます。 これも一概には言えないのですが、ふっと浮いて、すぐにフロントが落ちてしまうのはトルクピークを過ぎているため、どん!っと一気に上がって怖い思いをするのは、トルクピークよりかなり手前なため....(ま、実際はちょっと違うのだが)ということで、「ふわわわっとフロントが浮いてくる回転数と半クラの感覚」をつかみましょう。 |
QA-05:ジェベル200でウィリーするには? ジェベル200を買ったんですけど あまりにも馬力がなくてウィリーできん・・・(T_T)テク不足なんだろうけども なんか コツないっすかぁ〜?止まった状態からでないと浮かないのです・・・ フロントに荷重移動してサスが伸びるときにアクセルいれたり努力してみたんですけど・・・ |
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”ジェベル200”は乗ったことがないので解らないけど、性格の近いバイクとして”セロー225”なら、ブリバリに出来ますよ。 基本的にパワーのないバイクで長く、綺麗なウィリーをするために絶対に必要なテクニックとして、リアブレーキコントロールが最低必要条件ですね。小さなバイクでもある程度度胸が有ればフロントを上げることは出来るんですが、そのあと、フロントタイヤが地面に落ちようとする重力に対して、パワーでコントロールすることは、パワーが無いぶん難しいでしょう。 まず、このクラスの排気量のオフロード車なら、お尻を後ろに下げた状態でシートに座り、ギアはセカンド、回転数は4000回転前後までゆっくりとアクセルを開けていき、体の上半身を伏せ、一気に引き起こす感じで半クラを当て、フロントが持ち上がったら、ある程度の高さのバランス点までがまん!!バランス点を超えたらリアブレーキをチョン!!フロントが前方に戻るのを感じたらアクセルを戻しつつ、サードにシフトアップ(クラッチは使わないでね)、その後また、バランス点を超えそうになったらリアブレーキでコントロールして長い距離に持っていく....... 最初はアクセルをガバガバ開け閉めしてると思うので、ウィリーしながら”ギッタン!バッコン!”状態なんだけど、これに慣れてきたら、微妙なアクセルコントロールでバランス点をキープ出来るようになり、しいてはウィリーをコントロール出来るようになるはずです。ま、最初はセカンドだけでコントロールする事に慣れた方がいいかもしれません。 |
QA-06:XT250でウィリーするには? 5日の書き込みを拝見したんですがBIG-1でのクラッチウィリーはどうやればいいんですか? 400同様詳しく教えてくれませんか?お願いします!僕はネットサーフィンでこのページをたまたま見つけました。21才です。バイク歴は3年目で、ビックバイクは2年目です。所有バイクはYAMAHAのXT250(20年以上前の4ストオフロードバイクです。知ってます?)と祐一さんと同じBig-1です。経過は、と言うと最近ラスベガスエクストリームというモーターサイクルパフォーマンスのビデオ買ったんですよ。それで無性にウィリーがやりたくなった。それもビックバイクで。それで今期から大学のバイクのサークルに入ったんですよ。うちの大学のキャンパスには滑走路(交通総合試験路)があり、たまにそこを利用して走行会をやっているんです。しかしウィリー出来る人がいないんです。いてもオフの2ストでパワーウィリーです。前からそのサークルにいる人の話によると僕と同じBig-1持ってた人が去年までいて、しかも余裕でウィリーやってた、って聞いたんです。 ”あと一年早く入ってれば、、”と悔しかったです。そこで、ネット上ならウィリーのやり方が書いてあるホームページあるかも、、と思って見つけたのがこのページです。しかも、Big-1でやってるではないですか。 是非会ってご指導を受けたいです。あとクラッチウィリーについてもう少し詳しく知りたいです。 XT250ではなんとかフロントアップまでは出来るようになりましたがやはりBig-1ともなると気がひけます。Big-1ならまずスナッチウィリーから試したほうがいいんでしょうか?とりあえずXT250でウィリー出来るよう練習し続けます。 |
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XT250ですか、もちろん知ってますよ!それに所有したことはありませんが、乗ったことはあります。てなわけで、早速ウィリーの仕方を話す前に一つだけ注意点を!ビックバイクでウィリーをすること自体は小さなバイクでするよりも比較的簡単なのですが、何か少しでも失敗すれば大きな代償を払わなければならないのも事実です。250ccクラスのオフロードバイクでウィリーするのなら、スピードが出ても、せいぜい時速40キロ程度なので、たとえ後ろにひっくり返ろうが、フロントタイヤの着地に失敗してフロントから転ぼうが、即、生命の危険にさらされることはないでしょう。対してビックワン等の大型バイクでは、やり始めが最低40キロ以上で、フロントタイヤを着地させるときは100キロ以上になっていることを考えれば、バイクを壊して高く付くこともさることながら、膝をすりむくだけとかの怪我でおさまることは、まず無いと言えます。ですから、いきなり大きなバイクで挑戦するのではなくて、せっかくバイクを2台所有しているのだから、XTである程度ウィリーがコントロール出来るようになってから、ビックバイクで挑戦することを勧めますよ! まず、どんなバイクででもウィリーを長く、きれいに決めるキモ的テクニックは、「リアブレーキをうまく使えるようになること」です。HPの本文中にも書いてありますが、ウィリー中にリアブレーキをコントロールする事が出来なければ、息の長いウィリーが出来ないだけではなく、危険回避も出来ない事になります。ですからまず、XTでローでポンっとフロントアップし、リアブレーキを踏むことで着地する練習をしてみましょう。 次にセカンドで時速10キロ程度(フロントタイヤを有る程度回しておかないと、ジャイロ効果が得られず長くウィリーできない)から半クラを当ててのウィリーを練習し、この時もリアブレーキで角度の調節や、上がりすぎたときの危険回避の練習を....少し上り坂になっている場所で練習するとうまくいきますよ。 これらがうまくいくようになったら、今度は空中でのシフトアップです。今まで練習してきたことを総合して、ウィリーの安定角度にあるときにセカンドからサードにシフトアップ!最初のうちは後ろにひっくり返りそうになるでしょうが、リアブレーキでのコントロールさえうまくなれば、出来るはずです。 ここまで来れば、あとは何時でも何処でもウィリー出来るように経験を積み、対応力を身につける事が出来たら、どんなバイクででも、そうビックワンででも出来るようになっているはずです。 ちなみにビックワンでのウィリーの仕方は、ローで約40キロ程度のスピードから、クラッチウィリー! 加速状態を保ちながら、ウィリー角度の安定点を維持し、セカンドへシフトアップ!あとはアクセルとリアブレーキでコントロールしながら息の長いウィリーに持ち込むのです。 |
QA-07:XT250でウィリーするには?続編 お忙しい所メールして申し訳ありません。○○○○です。 ウィリーさん曰くセローではかなりオーバーアクションしないと出来ないと言ってましたが、逆を言うとサスを使わないと出来ないって事ですか?XTのサスはメンテナンスしていない事もあるのかヘタレています。あと、スペック面で比べた場合についてウィリーさんの意見を頂戴したいんですが・・・
となりますが、何か違いはありますか?ちなみにXTのタコメーターのレッドゾーンは8500rpmからです。いつものシグナルスタートでのフロントアップは4000rpmちょいで一気にクラッチをつないでいます。低速走行状態からは何rpm位でクラッチをつなぐべきですか?またこの時セカンドギアで半々クラッチ(切れる寸前)状態を維持し、狙った回転数で一気にクラッチレバーを離すんですよね?クラッチを完全に切ってはだめなんですよね? 話は変わりますが、僕もXR650Rが欲しくなってしまいました。半年前くらいまでは隼やニンジャ、ZX12R、ブラックバード、特にBMW K1200RSなどが欲しかったのですが、この前ウィリーさんと会ってから、今の自分が例えフラッグシップマシンを購入してもただ飛ばすだけだし、CBでさえもまともに乗れていないので宝のもちぐされになるだろう・・・・と。どうせ買うなら扱いやすいオフ車の方がいいかな?と。 そしてオフ車をを思う存分扱えるようになってからフラッグシップマシンに乗ったほうがもっと楽しめるのでは、と思っているんです。という訳でXTである程度ダートラテクニックを習得したら(1年後くらい?金銭的にも)XR650Rを買おうかな?と。 いわゆる狸の皮算用をしているこの頃です。 まだ生のXR650Rは見たことはないですが、ウィリーさんのページやUSA HONDAのページを見たりしてあこがれています。 それではまた会える日を楽しみにしています。 |
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おっす!まいど!! 下には一様俺の考え方を書いて置いたけど、やっぱ、文章で説明しても、いまいち理解できないだろうから、今度一緒にあそぼうよ!! XR650Rにも興味があるようだから、俺のバイクで遊ばせてあげるよ!! やっぱ、XTでやるにしても、まずは俺がお手本を見せて、どれぐらいの感じでやればうまくいくかを探ってから、実演するのが一番の近道だからね!もうすでに、1回は会ってるんだし、またいつか遊びにおいで!!で、今回のやりとりもホームページに載せるけど、良いかな? ウィリーさん曰くセローではかなりオーバーアクションしないと出来ないと言ってましたが、逆を言うとサスを使わないと出来ないって事ですか? サスを使うと言うよりも、体全体の重心移動を補助として、フロントを上げきっかけに使わないと、上げにくいバイクです。 200cc近辺から下の排気量のバイクでは、絶対的なトルクが不足しているので、パワーだけでフロントを上げようとすると、無理があって、上げてからのコントロールが難しいんだよな。 詳細は以下に。 またこの時セカンドギアで半々クラッチ(切れる寸前)状態を維持し、狙った回転数で一気にクラッチレバーを離すんですよね?クラッチを完全に切ってはだめなんですよね? セローで練習すると仮定して説明するね。 回りに誰もいないような上り坂を見つけてください(堤防道路など) 坂の勾配は、20度以上、30度未満ぐらいでしょうか。 まずはローでの練習。クラッチは使いません。 坂道を発進、スタンディングしながらごく微速で前進。 少し膝を曲げて、肘は完全に曲げ、ハンドルにかぶるように.... せーの!で、一気にハンドルを持ち上げるように肘を完全に伸ばし、膝も伸ばすと、頭が上方に移動。 延びきった勢いで、今度はお尻を後ろへ反らし、シートの一番後ろに、ドンッ!!っと、座る。頭は自動的に後方に移動。 もちろん同時にアクセル全開!勢いでハンドルから手が放れないように、しっかりと握っていること。 間違いなくフロントが上がってくるはずですが、上がらないようならまずは、行動を起こすスピードの調節。 それでも上がらない場合は少しクラッチを使ってみてください。フロントが上がってくるスピードが速いようなら、アクセルを加減。 上り坂なので、アクセルをあけていても、スピードの乗りは遅いので、ローギアが吹けきるまで使っても、少し長くフロントを浮かせてられる。 この状態をなるべく長くしかもギクシャクしないように練習。 最初のうちは、フロントが上がるスピードが速いので、上がりすぎたと思ったら、迷わずリアブレーキを踏むこと。 慣れてきたら、リアブレーキでのコントロールも練習。 次にセカンドでの練習 坂道を発進、セカンドへ。スピードは10キロ程度。 スタンディングしながら、姿勢は上の通り。 上でも説明しましたが、ハンドルを持ち上げると言うより、慣性の法則を使うと言った方が正しいのかも。バイクに乗った人間はかなり重い重量物です。その重い重量物の重心が、ステップあたりを中心に、弧を描くように後方に、急速に移動し、お尻がシートに当たることによって、その慣性エネルギーを、フロントアップのエネルギーに転換すると言った方が、わかりやすいかな。 もちろんこの時に沈んでいたフロントサスが、延びることも補助的な力にはなっていますが、直接的なエネルギーは無いはずです。 だから、よく言う、「Fブレーキでサスを沈めて、伸びる力を使って、ウィリーする」と言うのは、あまり的を得ているとは思えません。 で、今度は体重移動と同時にクラッチを使います。 まず10キロ程度で、半クラ、アクセルブンッ!、ドンッっとつないで、エンジンがストールするようなら、スピードを少し上乗せ。 これを繰り返して、フロントが「ふうっと」上がってくるスピードをつかみます。体を使った体重移動は、ほんとオーバーにやってください。 今度はフロントが上がるスピードが遅いものの、エンジンブレーキがききにくい分、アクセルを戻しても、フロントが落ちません。 限界を超えそうなら、迷わずリアブレーキ。 これを繰り返し、セカンドで吹けきる近くまでウィリーが出来るように練習。 最初のうちはエンジンパワーのみに頼ってウィリーしていたのが、慣れてくれば、ある程度スピードコントロールが出来るようになり、エンジンが吹けきるまでを使わなくても、長くウィリーできるようになるはずです。 なぜ上り坂で練習するかというと、普通に走っているのに、上り坂であることで、バイクの重心位置がリアタイヤの設置点に近づくので、ウィリーしやすい(理屈では約60度ぐらいの坂なら、バイクと、人間を合わせた重心位置がリアタイヤの設置点上ぐらいにあり、ただアクセルをあけるだけで、ウィリーする!!あたりまえか(笑)) そして、ウィリーが安定角度にある状態からフロントを落とすときも、上り坂であるがゆえに、着地点が近く、失敗しても転びにくい。 以上です。 話は変わりますが、僕もXR650Rが欲しくなってしまいました。 半年前くらいまでは隼やニンジャ、ZX12R、ブラックバード、特にBMW K1200RSなどが欲しかったのですが、この前ウィリーさんと会ってから、今の自分が例えフラッグシップマシンを購入してもただ飛ばすだけだし、CBでさえもまともに乗れていないので宝のもちぐされになるだろう・・・・と。どうせ買うなら扱いやすいオフ車の方がいいかな?と。 そしてオフ車をを思う存分扱えるようになってからフラッグシップマシンに乗ったほうがもっと楽しめるのでは、と思っているんです。 という訳でXTである程度ダートラテクニックを習得したら(1年後くらい?金銭的にも)XR650Rを買おうかな?と、いわゆる狸の皮算用をしているこの頃です。まだ生のXR650Rは見たことはないですが、ウィリーさんのページやUSA HONDAのページを見たりしてあこがれています。 その意見には大賛成です。もちろん例え免許取り立てであろうとも、フラッグシップマシンに乗る喜びは味わえますが、乗りこなす(ある程度までね)喜びは、違うものだと言えますね。 もちろん、その人のレベルごとの「乗りこなす楽しさ」は有るでしょうけど。 だから最初は、非力な小さなバイクで、そのバイクの限界を数多く経験し、限界を超えたときのリカバリーを、体で覚えることによっての経験は、ものすごく大きなものがありますよ! もちろんそのバイクは、限界が低ければオンロードバイクでもオフ車でも良いのですが、オフロードの方が、限界点が低い速度域で、簡単に訪れるので、ある程度誰にでも再現出来るからです。 初めて乗ったバイクがフラッグシップのハイパワーバイクで、いきなり峠に行って、箱根のターンパイクあたりで、160キロぐらいで限界を超えたら、ひとたまりもありませんからね(笑) だからオフ車で、フロントが滑ろうが、リアが滑ろうがコントロール出来、なおかつ、逆にそう言う挙動を利用して、バイクを曲げるきっかけに使うとか、ま、他にも上げれば、きりの無いほどテクニックはあるのですが、そういう限界を数多く経験して体が覚えておくと、例え乗るバイクが違って、スピード域が上がったとしても、対応できるものなのですよ。 ただ、XR650Rは怖いバイクだよ!!(笑) ある程度乗れる人間でも、相当の覚悟と、テクニックがなければ、乗りこなすことは出来ないと思うなぁ〜。俺も、とてもじゃないけど、自分で乗りこなしているとは、思わないもの(笑) 参考までに、静岡県内で売れたXR650Rは数少ないけど、もうすでに中古が出回っています。何故か......バイクの素性を調べたら、XR600Rに乗っていたやつが乗り換えたんだけど、とても乗り切れないと言うことで、手放したらしい。 ま、脅かすわけではないけど、例えアスファルトの上でも、アクセルを開ければリアは滑り放題!!交差点を曲がるときなど、アクセルを締めて、突っ込みクリッピングで、アクセル・チョコッ!....で、どんっと、リアが出て、ハイサイドに気を付けながら、アクセルと加重コントロール...... こんな事が、日常茶飯事に起こるバイクです(笑)俺でも持て余し気味(笑) だから、もしバイクで遊びたくて、なおかつ大きい排気量でトルクを楽しみたいのならXR600Rを勧めますよ。こいつは、かなり間口が広いですし、キャブと、排気系を変えるだけで、かなりのパワーアップ!! あと、オフロードコースとか林道もガンガン攻めたいのなら、XR400かDR400でしょうね。 何にしても、最初は程度の良い中古車を探して、乗りつぶす覚悟で乗るのが一番でしょう!!。 |
QA-08:CRM250Rでウィリーするには? こんにちわ、始めましてウィリー祐一さん。自分は最近単車をSUZUKI BANDITからHONDAのCRM250R93に乗り換えました。そこで質問したいのですが、ウィリーはどうすれば高く上がるのですか自分ではどうやっても70センチが限界です(ハ゜ワーウィリーで)あとウィリーしたままどうすれば走れるんですか教えてください。 まだハ゜ソコンに慣れていないので何かミスがあればすみません。あと自分の年は17歳高校生です。 |
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どもどもこちらこそ、初めまして!<(_ _)> ロードからオフ車に乗り換えるなんて、良い趣味してるじゃないですか!!オフ車で経験を積んで、またロードバイクに乗ると「バイクを操る」ということがどんなことなのかが、わかりやすくなりますよ。で、肝心の質問の件ですが、CRM93'なら、ローは言うに及ばずセカンドでもアクセルウィリーが出来るバイクのはずです。ただ、2スト全般に言えることなのだけど、回転数によるトルク変動が激しいので、ウィリーの角度変化のスピードが速いので、気を付けないとバクテンします(笑) 上にも書きましたが、70センチほど上げることが出来るようになったら、上を目指すのではなく、パニックになったときに、いかにして安全にフロントタイヤを着地させるかを練習して下さい。もし、フロントアップ状態でリアブレーキが自然に踏めないのなら、体に力が入っている証拠で、軽いショック状態言い換えれば、その状態ではウィリー角度の安定点を保持するためのアクセルコントロールなんて出来ませんよ。 一輪車がどのように進かを想像してみて下さい....前に倒れようとするのをペダルを漕ぐ力で補い、後ろに倒れようとするのを、ペダルによるブレーキで防ぐ....ウィリーもこれと同じです。 ウィリー角度の安定点より下がりそうなら、アクセルを開け、後ろにひっくり返りそうになったら、エンジンブレーキそれで足りなければ、リアブレーキ.... これらを微妙な域でコントロールできてこそ、息の長いウィリーが出来るのです。 |
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QA-08-2:CRM250Rでウィリーするには? はじめまして!九州在住の○△×と申します。祐一様のHP、大変参考になり、また、楽しく拝見させて頂いております。某・XR掲示板等でもお姿を現され、活躍されている様子を拝見致します。 いろんな方々から、の質問に対して、丁寧にお答えされているのを見まして、ただ、ただ、敬服致す次第であります。と・・・言う私も、ウイリーに付きましての質問です・・。(^^ゞ お忙しい中、恐縮ですが、下記に質問をまとめましたので、簡単で結構ですのでお答え頂きたく、もちろん、お暇なとき・・お願い致します。 ★私の現状 バイクCRM250R ウイリーは2速〜トコトコ走り。ぐわっと上げて5m位レベル。ステアケースはなんとか、まあまあレベル。丸太超えもまあまあ。オン10年・オフ10年。オフは主に林道キャンプツーリング・日本1週・九州林道ほぼ制覇。現在はチンタラ走行&キャンプに飽きてしまいXR250を手放し、CRMに乗り換えて、なぜか友人が去っていった。 ★質問 時速40キロ以上からでのスタンディングウイリーをする場合、おもいきり、ハンドルを引いて、おもいきり、体重移動をしないと上がらないものなのでしょうか?平坦な道で、ギアは3速です。もちろん、パワーバンドに入れていないと無理ですよね? 色んな、本を見ますが、どれも確信を付いておらず、写真も、上げ始めが写ってなかったりと・・・モトクロッサーがブワーっと走ってきて、ぐワーっと上げるのは見たことがありますが、果たして40馬力で、時速60キロ位からでもフロント上げられるんでしょうか?「スピードが出ていれば、3速でも楽に上がる・・・」と・・・別のウイリーさんは本に書いておられるんですが・・もちろん、凸凹の反動で、加速状態でフロントがジワーっと上がる場合はありますが、アスファルトではピクリとも上がりません・・?過去のログも読ませていただきましたが、中速域からのスタンディングウイリーに付いての記述を発見出来ませんでした。 支離滅裂、長文になりましたが、何か、ヒントでもありましたら、本当に本当にお手間取らせますが、ご返信頂きたく、何卒宜しくお願い申し上げます。 |
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どもどもウィリー祐一どえす。毎年恒例のツーリングから帰ってきまして、ようやく落ち着いたところです。今回は俺のウィリーのレパートリーに、また1台増えました!それはカジバ・ラプトゥールです。エンジンはTL1000でイタリア+日本の混血ハーフ、ローは言うに及ばずセカンドでも余裕で上がってきて、しかも低速トルクが太っているのでコントロールしやすく、空中でサードに入れて永遠にウィリーが出来るんではないかと思いました(笑)うひ。 ★質問 時速40キロ以上からでのスタンディングウイリーをする場合、おもいきり、ハンドルを引いて、おもいきり、体重移動をしないと上がらないものなのでしょうか?平坦な道で、ギアは3速です。もちろん、パワーバンドに入れていないと無理ですよね? CRM250は、友人に借りてチョイ乗り程度にしか乗ったことがないので、速度での話だと私も正確な話は出来ないのですが、単純にセカンドでなら、クラッチウィリーが余裕で出来た記憶があります。 サードでも、シートのかなり後に座り、上半身の反動とクラッチを使えばウィリー出来ましたよ。 話は元に戻り、 ★私の現状 バイクCRM250R ウイリーは2速〜トコトコ走り・・・ぐわっと上げて5M位レベル セカンドでフロントを上げて5mレベルとのことですが、その時にフロントが落ちるのは、エンジンが吹けきって落ちているのか、それともウィリーの角度変化が早すぎて、アクセルを戻しちゃってフロントが落ちているのか、どちらでしょうか? ローでもセカンドでもサードでも、クラッチを使って上げたあと、パワーに任せたウィリー角度の浅いパワーウィリーでなら、上げてしまえば後のコントロールは似たような物なのですが、上げ方はそれぞれ違ってきます。 ただし、ウィリー道(笑)上級を狙うのなら、サードでの練習ではなくセカンドでクラッチを使ってウィリー角度バランス点まで上げて、アクセルとリアブレーキを使って、長くウィリー角度バランス点を維持出来るように練習する方が、その後の発展性からすれば早道だと言えますよ。 まずはフロントを上げている状態で、リアブレーキが踏めるようになることが一番重要ですね。 特に2サイクル車の場合、エンジンブレーキが効きにくいこともあり、アクセルコントロールも、もちろん重要なことではあるのですが、アクセレーションだけでは、ウィリー角度安定点を長く維持することは非常に難しく、アクセルの開け閉めで角度のコントロールをするのではなく、アクセルは有る程度開けて、トラクションを掛ける一方、角度のコントロールはリアブレーキで行うというのも一つの手です。 もちろん2ストだろうが4ストだろうが、理論的にはウィリー安定角に有る時は、必要になってくるエンジンパワーは、ごく小さな力で良いので、慣れてしまえば同じ様な物でもあるのですが........(笑) で、ここまで出来るようになれば、安定角にある時にアクセルを少し締めトルクを抜くと同時に、空中でサードへギアチェンジ。間違いなくウィリー距離は100mを越えていることでしょう。 色んな、本を見ますが、どれも確信を付いておらず、写真も、上げ始めが写ってなかったりと・・・モトクロッサーがブワーっと走ってきて、ぐワーっと上げるのは見たことがありますが、果たして40馬力で、時速60キロ位からでもフロント上げられるんでしょうか? CRM250で時速60キロ......ハッキリとは言えませんが、かなり難しいと思いますよ。上り坂の頂点を使えば出来るとは思いますが。 サードで60キロ、半クラッチで全開加速。 現状ではフロントが軽くなることはあっても、上がることは無いと思いますよ。想像ですが、40〜50km/hなら、体の反動も使えば、上げられるかも知れません。 「スピードが出ていれば、3速でも楽に上がる・・・」と・・・別のウイリーさんは本に書いておられるんですが・・もちろん、凸凹の反動で、加速状態でフロントがジワーっと上がる場合はありますが、アスファルトではピクリとも上がりません・・? もちろんサードでも上げることは出来ると思いますが、40キロ程度で、体の反動を思いっきり使えば出来るという、レベルだと思いますよ。 で、肝心の練習方法ですが、 QA-07:XT250でウィリーする を参考にしてください。 サードで上げたいとの事なので、体の使い方を練習してみましょう。 回りに誰もいないような上り坂を見つけてください(堤防道路など)坂の勾配は、20度以上、30度未満ぐらいでしょうか。 ●まずはセカンドでの練習。 クラッチは使いません。 坂道を発進、スタンディングしながらごく微速5から10キロ程度で前進。 少し膝を曲げて、肘は完全に曲げ、ハンドルにかぶるように.... せーの!で、一気にハンドルを持ち上げるように肘を完全に伸ばし、 膝も伸ばすと、頭が上方に移動。 延びきった勢いで、今度はお尻を後ろへ反らし、シートの一番後ろに、ドンッ!!っと、座る。 頭は自動的に後方に移動。 もちろん同時にアクセル全開!勢いでハンドルから手が放れないように、しっかりと握っていること。 間違いなくフロントが上がってくるはずですが、上がらないようならまずは、行動を起こすスピードの調節。 それでも上がらない場合は少しクラッチを使ってみてください。 フロントが上がってくるスピードが速いようなら、アクセルを加減。 上り坂なので、アクセルをあけていても、スピードの乗りは遅いので、セカンドギアが吹けきるまで使っても、少し長くフロントを浮かせてられる。 この状態をなるべく長くしかもギクシャクしないように練習。 最初のうちは、フロントが上がるスピードが速いので、上がりすぎたと思ったら、迷わずリアブレーキを踏むこと。 慣れてきたら、リアブレーキの踏み加減での、ウィリー角度コントロールも練習。 ●次にサードでの練習 坂道を発進、サードへ。スピードは20〜30キロ程度。 スタンディングしながら、姿勢は上の通り。 上でも説明しましたが、ハンドルを持ち上げると言うより、慣性の法則を使うと言った方が正しいのかも。 バイクに乗った人間はかなり重い重量物です。 その重い重量物の重心が、ステップあたりを中心に、弧を描くように後方に、急速に移動し、お尻がシートに当たることによって、その慣性エネルギーを、フロントアップのエネルギーに転換すると言った方が、わかりやすいかな。 もちろんこの時に沈んでいたフロントサスが、延びることも補助的な力にはなっていますが、直接的なエネルギーは無いはずです。 だから、よく言う、「Fブレーキでサスを沈めて、伸びる力を使って、ウィリーする」と言うのは、俺が考えるに、直接的な力になっているとは思えません。 で、今度は体重移動と同時にクラッチを使います。 まず20キロ程度で、半クラ、アクセルブンッ!、ドンッっとつないで、エンジンがストールするようなら、スピードを少し上乗せ。 これを繰り返して、フロントが「ふうっと」上がってくるスピードをつかみます。 体を使った体重移動は、ほんとオーバーにやってください。 今度はフロントが上がるスピードが遅いものの、エンジンブレーキがききにくい分、アクセルを戻しても、フロントが落ちません。 限界を超えそうなら、迷わずリアブレーキ。 これを繰り返し、サードで吹けきる近くまでウィリーが出来るように練習。 最初のうちはエンジンパワーのみに頼ってウィリーしていたのが、慣れてくれば、ある程度スピードコントロールが出来るようになり、エンジンが吹けきるまでを使わなくても、長くウィリーできるようになるはずです。 なぜ上り坂で練習するかというと、普通に走っているのに、上り坂であることで、バイクの重心位置がリアタイヤの設置点に近づくので、ウィリーしやすい※理屈では約60度ぐらいの坂なら、バイクと、人間を合わせた重心位置がリアタイヤの設置点上ぐらいにあり、ただアクセルをあけるだけで、ウィリーする!!あたりまえか(笑) そして、ウィリーが安定角度にある状態からフロントを落とすときも、上り坂であるがゆえに、着地点が近く、失敗しても転びにくい。 以上です。 怪我の無いように練習してみてください。 ※ここでお願いがあります、この一連の発言内容を俺のホームページに載せたいと思いますが、よろしいでしょうか?本ページへ載せる時には基本的に匿名としていますが、許可が得られればハンドルネームやホームページアドレスも公開できます。同じ様な悩みを抱えた方がまた、俺のホームページに遊びに来た時にこれを見て参考にしてもらうためです。是非にお願いします。 ★ご返信ありがとうございます。 お忙しい中、ご丁寧な説明等々ありがとうございました。フロントが、すぐ落ちるのは、ハンドルにしがみ付いているせいだと思います。スタンディングからだと結構行くのですが・・・やはり40キロ位からが限界ですかね・・ 猛暑や台風やらで、練習出来ませんでしたが、これから励みたいと思います。もちろん怪我には注意致します・・。 ★HPに掲載の件は、もちろん了解です。ありがとうございました! 九州・宮崎県・♂・1962年式 |
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QA-08-3:CRM250Rでウィリーするには?
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QA-09:ZX9Rで長くウィリーするには? ZX9Rはパワーあるし軽いし簡単なハズだけど まだまだヘタで・・・^^; いつも2速で100km/hくらいからクラッチウイリーしてるんですけど ビビってアクセルもどしちゃう・・・う〜ん・・・うまくなりたいわぁ〜 教えて〜♪ |
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ZX9Rにかぎらず、750〜リッタークラスのレプリカや、スーパースポーツでパワーウィリーをしようとすると、どうしても回転数が1万回転近くまで引っ張ってしまいがちです..... たしかに、この回転数に達するとGSXR750Rなどは、ローは言うに及ばず、セカンドでも.....サードでさえ全開状態でシフトアップすると、フロントが浮いてきますから...... たしかに峠の登りで、ロー・セカンド主体のコースで、まだバイクが少し寝ている状態から立ち上がりっぱな、フロントを上げる快感は捨てがたいですが、ウィリーを完全に自分のものにしていない限り、いかんせんリスクが大きすぎます。 で、どうするかと言えば、このクラスとなると、最大馬力発生回転数近辺を用いるのではなく、トルクの立ち上がるポイントの回転数を使うと、安全に長いウィリーが出来るようになります。 なんといっても、750cc以上の排気量が有れば、5000回転も回っていれば、必要十分なトルクが出てるはずですから。 あとは、理屈は前に述べたやり方で、アクセルコントロールと、リアブレーキコントロールで、きっとうまくいくはずです。 ちなみに私の場合は、バイクのアクセル開度と、パワー感が体に染みついているので、フロントを上げてからはアクセルだけでコントロールし、リアブレーキはほとんど踏みません。 たとえ話で、このクラスのバイクの場合アクセル全開だと、ほとんどフロントの接地感がありませんよね?逆に、最大加速をするには、ウィリーしないようにアクセルコントロールをするじゃないですか!!じつはこの時フロントタイヤは高くは上がってはないけど、ウィリーしてるのと同じなんですよ!つまり、低回転域で少しだけフロントを上げてやって、アクセル全開.....あとは最大加速が出来るようにアクセルコントロールすれば、息の長いパワーウィリーとなるわけです。 |
QA-10:GSF1200で長くウィリーするには? GSF1200でウィリーの練習をしています。一速でパワーウィリーして2、30メートルほどは持続できるようになったのですが(40キロからウィリーして80キロぐらい)、それから先(2速にシフトアップして・・・)がなかなかできません。一速で前輪をあげて2速にシフトアップ(ノンクラッチ、アクセルも戻さない)するのですが、すぐにフロントが落ちてしまいます。どうすればうまくできるのでしょうか?アドバイスお願いします。あと、80キロぐらいからウィリーする方法もお願いします。(2速7千回転ぐらいでクラッチミートを試みてもフロントが上がる気配がまったくありません。クラッチがすべってるのかなぁ)ウィリーの練習会とかやってないんですか?是非、生でウィリー祐一さんのウィリーを拝見して参考にしたいのですが、初めてのメールなのに質問ばかりですいません。 |
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どもども初めまして!!よくぞ、おいらのページに遊びに来てくれた!!ぶちゅ! GSF1200なんて、まさにウィリーマシンですぞよ!って、最近の年式は、初期型に比べてジオメトリーが変わって大人しくなったという話も聞くけど、楽しそうなバイクには違いないよね!! では、本題のウィリーに付いてですが、パワーウィリーというのは、フロントタイヤが落ちようとする重力に対抗するだけ、パワーをかけてバランスを取っているのでトルクピークを過ぎたり、上のギアで相対的にトルクが落ちたりすると自然にフロントが落ちてしまいます。もちろん、だからこそウィリー角度が浅くて済み、安全で有るとも言えるのですが......対して、息の長いウィリーをするためには、有る程度一定速度でのウィリーコントロールが出来ないと続かないのですよ。つまり、フロントが落ちるのをパワーで補うのではなくて、あくまで、リア一輪で立っていられるだけの角度(ウィリー角度の安定点)を保持することが出来ないと、たぶんGSFでのセカンドでのウィリーコントロールは出来ないと、思われます。 これは裏を返せば、ビックバイクでやるには、かなりのリスクが必要で、誰でも簡単に練習することは出来ないと思いますよ、これ、ほんと。だから、出来ればオフロードバイクなどで、ウィリー角度の安定点を保持するために、リアブレーキでのコントロールや、アクセレーションの練習を積み、それの延長線上でビックバイクで実践するってのが早道でしょうか........ あと、セカンドからのウィリーですが、よほど条件がそろわないと、俺のCBでも出来ませんよ! 上り坂の頂上付近で、坂道からフラットになっているところで、思いっきりのリア加重であれば、セカンドでも浮いてきます。ま、でもこのクラスのネイキッドのノーマルでは、まずセカンドからのウィリーは不可能だと思います。 一部のレーサーレプリカではノーマルでも楽勝ですけどね......... ま、色々書きましたが、是非、体もバイクも怪我の無いように楽しみながら練習して下さい(笑) |
QA-11:ZRX1100でウィリーするには? ウィリーに関してご質問させて頂きます。やはりウィリーは男の憧れ、祐一さんのウィリーをみてたら格好イイですもの。私はZRX1100に乗っております。まず始めにクラッチウィリーに関しての質問です。クラッチウィリーを練習する場合、試しに5千回転くらいから徐々に、千回転づつ増やしていく、という方法が望ましいですか。 パワーウィリーに関しての質問です。(稀にウィリー出来るのですが納得いきません)1速で40km迄加速、アクセルをOFFしフロントサスを沈めます。そしてサスが戻ろうとした瞬間にアクセル全開!なのに急加速しかしません(泣)やはりアクセル全開は普通より早めではなくて、一瞬でアクセルを急全開するのですか?しかし、上がっても一定の角度を保持出来ません。恐怖心からかアクセルを緩めてしまい、着地・・・という寂しいものです。パワーウィリーでフロントが上がってきて、この角度で保持したい!という時はその保持したい角度になり次第、アクセルをその開量のまま、一定に開け続ければ良いのでしょうか?また、2速にシフトアップする際の注意事項をお願いします。 しかしウィリーをしても、次に着地に問題があります。やはり「ドスン」とフロントが落ちてしまいます。祐一さんの着地方法を伝授願います。着地はアクセルをゆっくり戻していきながら着地するのか、それともアクセルを一定量ONしながらリアブレーキで着地するのですか?クラッチを切ったり、アクセルをOFFしてしまうと自殺行為ですものね。 あと最後に、祐一さんは大排気量車では、パワーウィリー、クラッチウィリー、どちらを多用しますか?もし、祐一さんが過去にZRX1100でウィリーされた事があり、差し支えがありませんでしたら、こんな事も出来る!や、何千回転で安定したウィリーが出来るなど、詳しくアドバイスして頂ければ嬉しいです。 あと、最大の敵、恐怖心については、祐一さんはどのように克服されましたか? ついでに(本当にすんません)信号が青になった時に一瞬だけフロントを高くあげ(走りながら)すぐに着地したい場合はどのような各部の動き(アクセル、ブレーキ)をすればよろしいのでしょうか? (追伸)ウィリー関連になりますと文章が長くなり、返信の際、お手を煩わしてしまって誠に申し訳ありません。ウィリーに関する事、すべてを聞いてるような事が見受けられますが、私の友達にウィリー出来る指導者がおりません。なにとぞご指導の程、よろしくお願いします。(長文で申し訳ありません) |
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どもども、ウィリー祐一どえす。(笑) 前置きは無しにして、早速本題に!質問が多いようなので項目に分けて...... ウィリーを練習する前に、ZRX1100でシグナルスタートで最高の加速が出来るように練習して下さい(ローからセカンドまで)。 ゼロ発進でクラッチミートして最大加速をするためには、リアタイヤをホイルスピンさせない、そしてフロント加重が限りなくゼロの状態、つまり、フロントタイヤが浮いてこないけど、接地もほとんどしてない....この状態を数多く練習してみて下さい。そしてこの時にセカンドへのシフトアップもクラッチを使わず、アクセルスナッチで、トルクを一瞬抜いたシフトアップでなければダメです。 何故かと言えば、このクラスでゼロ発進・全力加速をすると、フロントは簡単に浮いてきますし、最大加速状態を維持すると言うことは、フロントは浮いていないものの、ほとんど角度のない状態でウィリーしているのと同じ状態とも言えるからです。 クラッチウィリーを練習する場合、試しに5千回転くらいから徐々に、千回転づつ増やしていく、という方法が望ましいですか。 ZRX1100ですと、ローで5千回転っていうと、時速何キロぐらい出てます?俺が友人のZRXを借りてトライした時には、たしか45キロぐらいまでゆっくり加速し、そこで半クラ!(完全にクラッチを切らない、2?3割繋がっている感覚、そう、シグナルスタートで最高の加速をするときのような感じ....)どん!っとクラッチを繋ぎ、ふうっとフロントが上がって来て、角度的には対地角30度ぐらい(感覚的には後ろに倒れそう・この時のポジションは、手が伸びきらない程度にリラックスした通常通りの着座姿勢で)で、そのままアクセルを開けているとフロントが落ちてくる瞬間のちょっと前を体で覚え、その時に一瞬アクセルを抜く感じでセカンドにシフトアップ!あとはエンジン性能にものを言わせて加速し続ければ、かなり長い距離をウィリーできると思います。 パワーウィリーに関しての質問です。1速で40km迄加速、アクセルをOFFしフロントサスを沈めます。そしてサスが戻ろうとした瞬間にアクセル全開!なのに急加速しかしません(泣)やはりアクセル全開は普通より早めではなくて、一瞬でアクセルを急全開するのですか? このクラスのネイキッドでは、条件が揃わないとパワーウィリーは出来ないと思います。その条件というのは、 1.ある程度の上り坂であること 2.ギャップもしくはちょっとしたバンプを利用する で、ご指摘の方法はアクセルスナッチを利用する方法ですが、ZRXでギリギリ出来るか、どうか......といった方法です。 俺の感覚的には、上り坂のシチュエーションで、ローでゆっくり目に6千回転程まで加速、その瞬間、くっくっ!ぐらいの感覚でアクセル開度30度位を瞬時にオフ・オン!....ふうっとフロントが浮いてくる感覚..... その後は上に書いたとおりです。 パワーウィリーでフロントが上がってきて、この角度で保持したい!という時はその保持したい角度になり次第、アクセルをその開量のまま、一定に開け続ければ良いのでしょうか? どんなウィリーでも、ウィリーさせるきっかけが違うだけで、上げてからのコントロールはどれでも一緒です。 保持したい角度ではなくて、エンジントルクで、フロントの上がっている高さを維持出来る加速力を得れるアクセル開度です。 ウィリー角度が浅ければ、フロントが落ちようとする力が大きいでしょうし、理論上ではあるのですが、人間が乗った状態のバイク全体の重心位置がリアタイヤの接地点上にあるのならば、加速も減速もしなくてもウィリー状態を保てるはずです。 私のHPでも見れますが、2人乗りでウィリーしている時のウィリー角度よりも一人でしている方が角度がきついですよね。 このバランス点がウィリー角度の安定点なのです。 長い距離をウィリーのまま走り抜けたいのなら、一定速度を保ったウィリーが出来なければならないのですが、この時はまさに上に書いた安定角度にあるわけで、これは相当練習しなければ身に付きません。 では、どうするかといえば、エンジン性能に見合った加速状態を維持したパワーウィリーをすれば、息の長い綺麗なウィリーが出来るはずです。ウィリー角度が浅ければそれだけ多くの加速力がいりますし、バランス点に近くなればなるほど、ウィリー角度を維持する為の加速力は小さくなるはずです。安全を見れば、フロントが60センチも上がっていれば十分です。 また、2速にシフトアップする際の注意事項をお願いします。 しかしウィリーをしても、次に着地に問題があります。やはり「ドスン」とフロントが落ちてしまいます。祐一さんの着地方法を伝授願います。 セカンドへのシフトアップは、一番最初に書いたとおり、クラッチを使わないアクセルスナッチだけでの方法です。このタイミングというのは、ウィリー角度にもよりますし、エンジン性能にもよるので、どれぐらいと一概には言えないのですが、最大加速をしているときに、ふっと加速が鈍るポイントの少し前といえば解るでしょうか....... フロントの落とし方は、アクセルをどん!っと締めても、リアブレーキをくっ!と踏んだだけでもでも、「ドスン」と落ちます。要はバランスですね。ローだけで、ウィリーする場合、最終的にエンジンのトルクピークを過ぎればフロントは下がってきます、要するにトルクピークを過ぎる頃までに、ウィリー角度を浅くしておけば、エンジン性能に沿って、ゆっくりフロントが落ちるはずです。 あと最後に、祐一さんは大排気量車では、パワーウィリー、クラッチウィリー、どちらを多用しますか? XR650Rだと、アクセルスナッチも使わないパワーウィリーですし、CB1000SFでなら、99%クラッチウィリーできっかけを作ります。 あと、最大の敵、恐怖心については、祐一さんはどのように克服されましたか? 小さいバイクで練習を積む!これにつきます!! ついでに(本当にすんません)信号が青になった時に一瞬だけフロントを高くあげ(走りながら)すぐに着地したい場合はどのような各部の動き(アクセル、ブレーキ)をすればよろしいのでしょうか? 一番最初に書いた最大加速の練習をし、2番目に書いた実践編を実行すれば、綺麗で、息の長いシグナルスタートでのウィリーが出来ますよぉ〜! 最後に、ウィリーのバランス点を探る練習の前に、絶対にリアブレーキの練習をして下さいね、どんな時でも、例えウィリーのしすぎでうしろに倒れそうになったときでも落ち着いてリアブレーキが踏めるようになっていなければ安定したウィリーは出来ません、くれぐれも人車共に怪我の無いように練習して下さい。 |
QA-12:リアブレーキをうまく使いたい はじめまして、(じつは2度目です。2年と10ヶ月ほど前に1度メールしてました。) ホームページ全て拝見させていただきました。もう、見事としか言いようがありません。わたしといえば、もうすでに10年以上あこがれているのですがいっこうに上達する気配がありません。(少しずつ、ほんの少しではありますが進歩はしています。) 原因は分かっています。そうです、リアブレーキが使えないのです。ホームページの中で必ずリアブレーキのことが出てきますが、わたしの場合、あがりすぎたときはアクセルをゆるめてしまうためリアブレーキを使う前にフロントが落ちてしまいます・・・・わかっているのですがついアクセルとゆるめちゃいます。どうしたらアクセルをゆるめずブレーキで角度調節がうまくできるのでしょうか。角度的にはほぼ安定角度までいっていると思うのですが・・・・
長々と非常に失礼しました。小さくして写真を貼付します。どうぞ見ていただけますでしょうか。それでは、これからも更新されるのを楽しみにしております。 |
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どもども、ご無沙汰しております V(*^-^*)Smile メールboxを調べたところ、有りました!!98/07/04にメールを戴いています!ただ、返信したはずの私の書いたメールが見あたらず(笑)当時、どのようなことを書いて、お返事したかが解らないで、書いたことが重複してしまうかも知れないのですが......(笑)写真を見る限り、ちゃんとフロントが上がってるじゃないですか!!って後に続く経験談を読んでみると、かなり痛い思いをしながら頑張っているようですね。失礼(笑) もちろんもう気が付いているとは思いますが、2stと4stのバイク、そして同じ4stのバイクでも、シングルとマルチでは、フロントを上げるきっかけまでは同じ様なものなのですが、上げてからのコントロールは基本的に違うんです。もちろん一概には言えないのかも知れませんが、バイクの特性やエンジン性能によっても、どういうウィリーがしやすいのかは考える価値があると思います 2stはトルク変動が激しい分上げやすいのですが、上げてからアクセルだけでコントロールするのは難しいエンジンで、どちらかと言えば浅い角度でウィリーして、エンジンパワーにものを言わせた加速力での浅い角度のウィリーに向いています。 4stマルチではトルク曲線がフラットな分、上げにくいのですが、上げてからのアクセルでのトルク変動が激しくない分、コントロールしやすいと言えますが、エンジンが重くなる分、ウィリーするためのトルクが必要で、大排気量のバイクでないとやりにくいという傾向がありますね。 そしてもっともウィリーしやすくて、コントロールしやすい4stシングル(ツインでも)は、低速からばっちりトルクが乗っている分アクセレーションでのコントロールがしやすく、またエンジンブレーキもハッキリと効くので、ウィリー安定角度付近でのコントロールが出来る分、いわゆる竿立ち状態で長くウィリーが出来るのです。 写真にあったTZRでの写真では、2stでウィリーを長くするためとしては、少し上がりすぎですね(笑) 私の想像では、ウィリーの角度変化のスピードがかなり速い、低速度域でドカンと上がって、アクセルを戻す....そして次にアクセルを上げたときには、トルク不足でウィリー角度を稼げない....という感じに想像されます。あ!違っていたら、ごめんなさい。<(_ _)> もちろん2stでもこの角度まで上げて、リアブレーキ、ちょんちょんで、長いウィリーに持ち込むのは可能ですから.....(^^; 1年と10ヶ月ほど前にアメリカに転勤になり泣く泣くTZRを手放し、こちらでDR650を買いまたまた練習してました。ところが初めてのオフロードが650であり、ましてやリアブレーキが相変わらず使えないこともあり、ついにバクテンを食らってしまいました。 バイクは大破し足の指骨折とかなりの代償を食らいました。650のオフロードは自分にはまだ早いと勝手に判断し、なぜか今はバンディットの600に乗っています。相変わらず、リアの使えない危なっかしいウィリーをやっていますがまだバクテンしていません。。 い、痛そうですね。(^^; 私も本格的にウィリーだけを練習し始めたころに、125ccの2stオフ車で一度だけバクテンしたことが有ります.....(笑) もうそのころには、ある程度リアブレーキが踏めるようになっていたのですが、今思えばウィリー角度変化のスピードに(いわゆる一瞬のうちにグワッと)体が付いていかず、リアブレーキを踏んだときにはすでにナンバー・ガリガリ!気が付いたときには、時速40キロ程度でお尻からアスファルト路面に落ちてましたっけ(笑) その当時俺が乗っていたバイクは、かなりいじくった初期型のRG250ガンマと、RA125と、先輩から貸してもらったボアアップしたゴリラ。全てのバイクでウィリーの練習はしたのですが、ウィリーの基本に気が付いたのはゴリラのおかげだったような気がします。 ショートホイルベースで、100cc付近までボアアップしたエンジンにアルミファンネルの付いたキャブ、もちろん排気系もいじって有ったのですが、ウィリーを練習するには最適のバイクだったような気がします。ショートホイルベースなのでウィリー角度変化が激しいのですが、しっかりと車重に見合ったパワーがあって、なおかつエンジンブレーキもきくので、アクセレーションの練習には最高でしたし、バイクが小さいので人間と合わせた重心位置とバイクの挙動の関係も解りやすく、上半身を動かすことによって、どうとでも姿勢制御が出来、ウィリーしながらシフトアップできること、曲がること、そして背中が道路に着きそうなほど後ろに反っくり返っても、リアブレーキでコントロールすればそのまま走れてしまうことなど、ウィリーの基本を学んだのが、このバイクだったような気がします。 このゴリラで遊んだことで、それから半年もしないうちに、ほとんどのバイクで怖くない程度にウィリーが出来るようになっていました。今では、初めて乗るバイク、しかも排気量は問わずで、少し時間をもらえればウィリー出来ますよ!!
ところでウィリーさんはどこで練習していたのですか?? 日本にいたときもそうでしたが、どうしても練習する場所がないですよね。 今は、海岸堤防の管理道路などで遊んでいます。昔は大学の近くの道路が港のすぐ近くで、以外とすいていたものですから、へいきで一般道路で練習してました(笑) ちなみに、今日もホームページ更新しましたよ! 上に書いた俺が良く行く海岸堤防で、遊んでいる様子をGIFアニメにして、解説をしていますんで、良かったら見て下さい。 ウィリーしましょう講座 最後にお願いです。 まだいつ帰るかわかりませんが、何かの拍子に帰ることがあったら、ぜひぜひ、一度お会いして華麗な技術をお見せいただけないでしょうか。よろしくお願いします。わたしの目標は、とにかくリアを安全に使い安定したウィリーをすることです。ここらで何とかしたいと思います。そうしたら、楽しいですよね。 是非是非遊びに来て下さいね! その時にはゲップが出るくらい、バイクで遊んでいるところをお見せしますし、ウィリーの安定角度を保つコツは俺の後ろに乗って体験してみるのが一番解りやすいですよ!(笑) 俺も自分のホームページを開設してからインターネット上に沢山の友達が出来、その人たちと実際に会って遊ぶのが、ほんとうに楽しいんです。 最後に、ヒントになるかどうか解りませんが「リアブレーキ」に関して.... 求めているものは、ウィリー安定角度を過ぎたときにリアブレーキを踏むことなんですが、この状態を再現しつつの練習では、危険すぎますよね....ですから、いきなりそこを練習するのではなくて、普通にバイクに乗っているときに出来るリアブレーキの使い方を練習するってのが大切だと思います。狭い交差点を曲がるときのバンキング過程を安定させるために、積極的にリアブレーキを使ってみるとか、わざと低速でリアをロックさせ、左右にスライドさせてみる、そしてその時に逆ハンを切るのではなくて、90度ほどまでブレーキターンをしてみるとか......日頃から積極的にリアブレーキを使うようにしていれば、いざというときに自然に踏めるようになっているはずです。 そして、●▲×■さんの場合はフロントを上げることは出来るわけですから、浅い角度まで上げて、わざとリアブレーキを踏んでフロントを落としてみるとか、リアブレーキを引きずったままウィリーして、アクセルを戻してみるとか上げるときのウィリー角度変化のスピードをなるべくゆっくりにしてみるとか練習することはいっぱいありますよ!! V(*^-^*)Smile そして、ウィリーを練習するには「上り坂」が一番です!!何故か?それは、やってみれば解ると思いますよ(笑) |
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その後ついに●▲×■君がアメリカから遊びに来ました! | ||||||||||||||||||||||||
ウィリーさま 投稿者:●▲×■ 投稿日:2001/06/21(Thu) 15:36 No.10 | ||||||||||||||||||||||||
書き込みが遅くなり申し訳ありません。17日の日曜日、念願かなってウィリー体験をしてきました。感想からいうと、これはもう、最高。その一言につきます。とんでもないものを見せて、体験させていただきました。どちらかというとわたしの場合、ロードバイクでのウィリーが好きです。絶対にできないだろうと思わせといてかっこよく。もう最高ですね。そこで、CBについて思ったこと。車重といい、パワーといい、いまのっているバンデットの600にそっくりです。ということは、いつか必ず・・・・・日曜の体験で思ったことは、わたしの場合上げ方に問題があるようです。クラッチを切ってめいっぱい回転を上げるものですから上がるスピードが早いため結局アクセルをゆるめちゃうんですね。XRも体験させていただきましたがやはり、上げることはいいのですがそのあと、ぎったんばっこんになっちゃっていましたね。この改善が必要ですね。向こうにもどったら練習したいと思います。その後も遊ばせてもらっちゃいましてすっかり楽しんじゃいました。それでは、またいつか。でも今週いっぱいはいます。 | ||||||||||||||||||||||||
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ようやく念願かないましたね!! 今週一杯は日本にいるはずだけど、アメリカへ戻っても怪我の無いようにウィリーに精進してください!(笑)また会おう!! |
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その後も交流は続きます。 | ||||||||||||||||||||||||
QA-12-2:速度を一定に保ったウィリー! 練習してます。 投稿者:○△○ 投稿日:2001/10/30(Tue) 01:18 No.451 ウィリー様 毎週集中して練習を行っています。はじめの頃に比べて、リアブレーキは確実に踏めるようになりました。あと、上がりすぎたときの恐怖心もなくなってきました。もう一つ、シフトアップもちゃんとできるようになってきました。 気づいたことがあるのですが、 上げるときはいつもクラッチを切ってやります。一気につないで上げてる途中、ちょっとアクセルを開けすぎたときに戻す量が多いと車体が不安定になるような気がします。また、2速にシフトアップしたときもアクセルを戻しすぎると不安定(車体が傾く)のような感じです。 昨日は意識して、アクセルを戻さずブレーキで角度を押さえるように練習しました。そうすると、安定していたような気がします。・・・間違ってないですよね。質問なんですけど、ウィリー様が、加速も減速もしないウィリーの時はどのくらいアクセルを開けてるのですか。基本的にウィリーしていると速度は上がっていきますよね。 早くも朝は氷点下の時期になってしまいました。もっと朝から練習したいのですが、寒くて・・・。今日はクラッチを握りすぎて、左手が痛いです。ではまた。 |
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どもども、相変わらずやってますなぁ〜!! で、ついに○△○殿も一定レベルまで到達したようですね! 1.フロントを上げられる。 2.リアブレーキも踏める 3.ウィリー安定角度が体で解るようになってきた。 っと、ここまで来たらまた一つの壁に当たります。 (これ以下は、俺が屁理屈をこね回しているだけかも(笑)しれませんが、想像したことを無理に文字に変換すると、以下のように.....(笑)) それは、いかにして安定したウィリーを長く続けられるかですな。 ○△○殿が実践して、体で感じていることは間違いありません、基本的にバイクで加速している時や減速している時(リアタイヤにプラスでも、マイナスでもトラクションがかかっている状態)は、アクセルパーシャル時より直進性が安定しているはずです。 ウィリーでも、パワーウィリー的に常に加速している状態でのウィリーは、非常に安定しているのですが、加速も減速もしないで、ある一定の速度を保って、フロントをギコギコやりながらするウィリーでは、基本的に非常に不安定な状態にあります(って、ウィリーしてるんだから、当たり前か!(笑))。 で、その不安定な状態をどのように補っているかと言えば、フロントホイールが空中に上がった後も廻っているようにすれば、かなりのジャイロ効果を得られますし、エンジンクランク回転でもジャイロ効果が出ます。つまりある一定以上のスピードが必要なんですよね。 俺も、XRで安定して長くウィリーする時には、最低でも40キロ以上のスピードで、出来れば3速60キロぐらいでやるのが、一定速度をキープしやすいですよ。 もちろんこれ以下のスピード、そして極低速域でも出来ますが、その時にはやはり人間側で安定度を補ってやらないと出来ません。さすがにこの領域は”慣れ”でしか克服出来ないものですが、最近気が付いたことなんですが練習法によっては、効果的に”慣れ”を体験することが出来るんじゃないかと...... それが以前から言っている「セカンドで上げる」と「上り坂での練習」です。 Fホイルのジャイロ効果を得るためには、ウィリー開始時の速度を上げるしかないので、ローで上げ始めるのでは限界が有り、○△○殿が達したレベルなら、積極的にセカンドからFを上げる練習の方が良いと思いますよ。 そして「上り坂での練習」ですが、以前説明したように、上り坂を普通に走るだけでも、一定速度をキープするためには、平地を一定速度で走るよりもアクセルをより多く開けていなければならず、言い換えれば常にリアタイヤにトラクションがかかっている状態なんですよね。 で、上り坂でウィリー安定角にある状態とは、加速はしていないけどアクセルは開いており、アクセルを少しでも閉めればスピードが落ち、開けても加速しない。これまた言い換えれば、いわゆる一定速度を保ったウィリーを再現しやすい環境なんだと考えています。 信じられないかもしれませんが、高速度(100キロぐらい)でウィリーしていると、クランク回転力によって得られるジャイロ効果も大きくなりますし、なんと”空気抵抗”で、先に言った「上り坂」と同じ効果が得られ、アクセルパーシャル(と言っても空気抵抗に逆らい一定速度を保つだけのアクセルは開いている)で、ほとんどアクセルの開け閉めやリアブレーキコントロールをしなくても、長く安定して一定速度を保ちながらウィリー出来ます。 ま、もちろん低速度域のウィリーよりもコントロールがしやすいってレベルであり、これについてももちろん”慣れ”を必要としていることには変わりありませんが....... ってなわけで、またまた久しぶりに違う文章が書けましたので、このやりとりを「ウィリーしましょう講座」の方に載せたいと思いますので、よろしくお願いします。 |
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その後ついにウィリーを極めつつあります! | ||||||||||||||||||||||||
QA-12-3:実際にウイリーが出来るようになるまで
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QA-13:バランスだけでコントロール出来るか? はじめまして祐一さん。自分は最近ウィリーはじめたばかりの初心者で回りに教えてくれる友人もいないのでコツコツと自己流で練習していたのですが、先日このページを発見してその内容の濃さと祐一さんのカッコ良さにしびれまくっているところです。(^o^) 自分はDT200WRというオフ車に乗っていて、なるべくウィリー状態を持続させたくがんばっているのですがなかなか上手くいきません。 先日も友人と遊んだ帰りに信号待ちで青に変わる直前の友人のCRVとその前のワゴンRを左からパスしながら一発、さらに少し先でもう一発持ち上げたところ持ち上げすぎて後ろにひっくり返ってしまいました。こけたあと「げ〜後ろからワゴンRがくるよ〜、調子にのり過ぎてダセ〜よ〜。」と思っていたらワゴンRはどこかで曲がったらしく友人のCRVがきて助かりました。(その友人が「いきなりテールランプが消えると峠で事故った友達を思い出すからやめてくれ!」と、、やめてくれってあんた(^__^;) 結局その直後も懲りずに上げていたけど自家塗装のリアフェンダーがいったのは痛い。(ToT) で、自分のミスは祐一さんが口をすっぱくしておっしゃっているリアブレーキを全く使っていなかった事みたいです。 1速だとかなり上がってもエンブレで落ちてたのですが、その時は2速4〜50kmだったと思いますが角度的に今までの範囲内だな〜と思っている内にいってしまいました??正直後ろにひっくり返る事なんてないだろ?と思っていたんですが。(−_−;) また落ちてくるフロントを持ち上げようとしてどんどん加速してしまう問題も祐一さんのおかげで解決出来そうです。 ただ、そのうちにタンデムステップでやるウィリーもやりたいのですが、バランスだけでやるウィリーはどんな車種でもできるんでしょうか?2ストだと難しいのかな? また普通のスタンディングでやるウィリーも体を覆いかぶせる形の為かハンドルを押さえつけてしまって(びびって)できません。ニーグリップもできないんで不安です。おんなじ質問とか多いと思うんですがどうかよろしくお願いします。自分も祐一さんみたいにバイクを自在に操れるようになりたいのでまずはとりあえずリアブレーキの感覚からコツコツと!でもその前にプロテクターかな?擦り傷だらけで風呂に入るのが、、、(笑) |
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どもども、こちらこそ初めまして!!ようこそ俺のホームページへ!! V(*^-^*)Smile どうやら、ウィリーに励んでいるようですな!!(笑)DT200WRとは、良いバイクにお乗りで! こいつなら、半クラと体のアクションを使えば、3速でもフロントが上がってくるでしょう! でも、4stと違い、2stはエンジンブレーキが効きにくいので、リアブレーキコントロールは不可欠ですな!!是非に修行して身につけましょう!!俺的には、言葉で説明できることは、「ウィリーしましょう・ライテク講座」に全てノウハウをぶち込んであるつもりなので、自分で少しずつ体験しながら、読んでもらえば、けっこう理解できる部分は多いのではないかと思います。ちなみに、それでも解らない場合は、一緒に遊ぶしかないですな!! そうそう、4月15日に実は、俺のHPに遊びに来てくれたアメリカ在住の方が、わざわざタンデムウィリーを体験するために日本出張を作り(笑)静岡に遊びに来る予定です。こんな形で知り合った方は数知れず、ほんと、インターネットって不思議ですよねぇ〜!! 話がずれましたが、アクションウィリーとしてのタンデムステップ上とか、シートの上に立ったりしてウィリーするのには、リアブレーキコントロールが使えないので4stバイクが必需品と考えます。それも低中速トルクの太いシングルかツインがよろしい。 2stバイクに限らずアクセルコントロールだけでバランスさせながらのウィリーもボリスシャンボンみたいに身につけてしまえば簡単に出来ますが、こと2stに限っては、かなりシビアでしょうね.... 2stってまずアクセルパーシャルと言っても、なかなか一定した回転数を保つのは難しいですし、アクセルを連続して開閉した時のエンジンのピックアップの問題とか、クリアしなければならない問題は数多くあります。2stはパワーウィリー向けでだと思います。 あと、スタンディングでのウィリーの場合、俺は普通にスタンディングした姿勢のまま、膝から下でバイクを挟みつつも、ハンドルをつかんだ腕にも自分の体重を任せています。ウィリーしたバイクと、自分の体がV字型になるので、○○○殿が言われるように、地面に対して直角に体を立てるよりもバイクと乗車した人間の重心位置が後ろになり、結果的にウィリー安定角度も浅いので、コントロールしやすく、リアブレーキも使えると言ったわけです。 |
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QA-14:小排気量のオフ車でウィリー! 教えてください 投稿者:まさ 投稿日:2001/07/07(Sat) 06:21 どなたか教えてください。 FTR223でウイリーできるのでしょうか? パワーがなく加速感もほとんどないのですが・・・ できるのであればその仕方を教えてください。 よろしくお願いします。 初めまして 投稿者:toivonen 投稿日:2001/07/08(Sun) 00:30 DF125に乗っているTOIVONENと申します 僕もウイリーにあこがれていますが一度も成功したことありません(っていうか1ヶ月やってあきらめました・笑)半くらでぱっとつないで浮くことは浮くんですけど、続かないんですよね。絶対的なパワー不足に続き、テクのなさが原因なことは100も承知なのですが最近このページをみつけて練習にはげんでいるんですがあいかわらずです(笑 もっともウイリー練習してるとできなくてさぼってその辺のステアケースでバイク投げてる方が多いかも(笑 ほむぺにも2速10kmで・・・と書いてありましたがそこから半クラにしてもほとんど加速せずに亀の子状態。でもやっぱ祐一さんは4ST125でもウイリー楽勝なんでしょうね・・・うらやましいっす |
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●まさ 殿 ●toivonen 殿 下にもレスを書きましたが、小排気量のオフ車に限ったウィリーテクニックというか、コツを俺なりに説明します。内容的には以下ページアドレスにある”ウィリーしましょう and ライテク講座”を補足する形となりますが..... QA-07:XT250でウィリーする 小排気量(200cc近辺から下)のオフ車で、長く綺麗なウィリーをするのはテクニック的にはもちろん可能ですが、200cc近辺から下の排気量のバイクでは、絶対的な低速トルクが不足しているので、パワーだけでフロントを上げようとすると、無理があって、上げてからのコントロールが難しいだけではなく、フロントを高々と上げることさえ慣れないと難しいのが現実です。 もちろんウィリー安定角度のバランス点になれてしまえば、極低速でそれこそ、フロントを上げながら「ギコギコ」前後に揺らしながら長い距離に持ち込むのも可能ですが、「これからウィリーをしたい!」という方が、いきなりこの状態を体験したいと言っても、無理ですよ。誰でも簡単に出来てしまったら、ウィリー祐一の存在意義が薄れてしまいますから.....(爆笑) ま、冗談はさておき、小排気量バイクでのウィリーは、サスも積極的に使い、体全体の重心移動を補助として、フロントを上げるきっかけに使います。 詳細は以下に。※上記アドレスから引用 セローで練習すると仮定して説明するね。 回りに誰もいないような上り坂を見つけてください(堤防道路など) 坂の勾配は、20度以上、30度未満ぐらいでしょうか。 ●まずはローでの練習。クラッチは使いません。 坂道を発進、スタンディングしながらごく微速で前進。 少し膝を曲げて、肘は完全に曲げ、ハンドルにかぶるように.... せーの!で、一気にハンドルを持ち上げるように肘を完全に伸ばし、膝も伸ばすと、頭が上方に移動。 延びきった勢いで、今度はお尻を後ろへ反らし、シートの一番後ろに、ドンッ!!っと、座る。頭は自動的に後方に移動。 もちろん同時にアクセル全開!勢いでハンドルから手が放れないように、しっかりと握っていること。 間違いなくフロントが上がってくるはずですが、上がらないようならまずは、行動を起こすスピードの調節。 それでも上がらない場合は少しクラッチを使ってみてください。フロントが上がってくるスピードが速いようなら、アクセルを加減。 上り坂なので、アクセルを開けていても、スピードの乗りは遅いので、ローギアが吹けきるまで使っても、少し長くフロントを浮かせてられる。 この状態をなるべく長くしかもギクシャクしないように練習。 最初のうちは、フロントが上がるスピードが速いので、上がりすぎたと思ったら、迷わずリアブレーキを踏むこと。 慣れてきたら、リアブレーキでのコントロールも練習。 ●次にセカンドでの練習 坂道を発進、セカンドへ。スピードは10キロ程度。 スタンディングしながら、姿勢は上の通り。 上でも説明しましたが、ハンドルを持ち上げると言うより、慣性の法則を使うと言った方が正しいのかも。バイクに乗った人間はかなり重い重量物です。その重い重量物の重心が、ステップあたりを中心に、弧を描くように後方に、急速に移動し、お尻がシートに当たることによって、その慣性エネルギーを、フロントアップのエネルギーに転換すると言った方が、わかりやすいかな。 もちろんこの時に沈んでいたフロントサスが、延びることも補助的な力にはなっていますが、直接的なエネルギーは無いはずです。 だから、よく言う、「Fブレーキでサスを沈めて、伸びる力を使って、ウィリーする」と言うのは、あまり的を得ているとは思えません。 で、今度は体重移動と同時にクラッチを使います。 まず10キロ程度で、半クラ、アクセルブンッ!、ドンッっとつないで、エンジンがストールするようなら、スピードを少し上乗せ。 これを繰り返して、フロントが「ふうっと」上がってくるスピードをつかみます。体を使った体重移動は、ほんとオーバーにやってください。 今度はフロントが上がるスピードが遅いものの、エンジンブレーキがききにくい分、アクセルを戻しても、フロントが落ちません。 限界を超えそうなら、迷わずリアブレーキ。 これを繰り返し、セカンドで吹けきる近くまでウィリーが出来るように練習。 最初のうちはエンジンパワーのみに頼ってウィリーしていたのが、慣れてくれば、ある程度スピードコントロールが出来るようになり、エンジンが吹けきるまでを使わなくても、長くウィリーできるようになるはずです。 なぜ上り坂で練習するかというと、普通に走っているのに、上り坂であることで、バイクの重心位置がリアタイヤの設置点に近づくので、ウィリーしやすい(理屈では約60度ぐらいの坂なら、バイクと、人間を合わせた重心位置がリアタイヤの設置点上ぐらいにあり、ただアクセルをあけるだけで、ウィリーする!!あたりまえか(笑)) そして、ウィリーが安定角度にある状態からフロントを落とすときも、上り坂であるがゆえに、着地点が近く、失敗しても転びにくい。 ●ホームページからの引用はここまで。 ま、だいたいこんな感じですが、「ウィリーをしたいから、ウィリーの練習をする」ではなくて、他にも基本的なテクニック、直接ウィリーと結びつくことは想像できないかも知れないけど、直結している練習法もあります。 それは「ジャンプの練習」もしくは「飛び降りの練習」等です。 上記の文中で述べた30度程の上り坂の上端が急に水平になっているような所で、低速で”飛ぶ”というか、”飛び出す”練習をするのも良い方法です。 何故かと言えば、坂をバイクで登っている時のバイクの姿勢は、水平に対して30度上向き、真横から見ればウィリーしている姿勢そのものです。そして、坂の頂上付近から飛び出す時に、バイクの角度を維持するように飛び出して、リアタイヤから着地する練習は、まさにフロントを上げてそれを維持している時と同じ状態に有ります。通常ジャンプと言えば、着地点の地面の角度に合わすか、フロントローでの着地が基本ですが、リア着地というのも、アクセレーションの練習には良いですよ。 同じように段差からの飛び降りも、段差が低い場合は、路面の形に合わせて、フロントを落としてリアを落として....でも走れますが、段差が30センチ以上の高さになれば、そうも行かなくなります。フレームのアンダーループが角につかえたり、無理をすればそのまま前転ってなことに......この時に有効なのが「飛び降り」のテクニックです。 どういう事かと言えば、フロントタイヤが段差から落ちる時に、あたかも今まで走っていた路面が空中にあるかのように、フロントを浮かせたままバイクの角度を水平に保ち、リアタイヤが段差を越えたら、そのままの角度で、ほぼ前後同時に着地する。この時の一連の動きは、ウィリーの動作と同じ事になります。フロントが段差を越えて落ちそうになっているのを体重移動と、エンジントルクで水平を保つことをウィリーに置き換えれば「浮いたフロントを維持する」ことと同じですよね。 「飛び降り」を練習するには、最初は20センチ以下の段差で練習すれば怖くないですよ! この「飛び降り」自体も慣れてしまえば、XR650Rででも、2mぐらいの段差なら楽勝に飛び降りられますが、この時のテクニックを厳密に言えば、フロントが飛び出す時はアクセルを開けリアにエンジントルクをかけるのと同時に、シートの後側にドカンと座り、リア荷重でリアサスを沈ませる。リアが飛び出す瞬間お尻を浮かせて抜重するのと同時にアクセルを微妙にスナッチさせ、リアサスを延ばす。リアが段差を越えた時には”落ちる”と言うより、リアサスの伸びる力を利用して、少し上にジャンプする。こんな感じでしょうか...... ●ここで御両名にお願いがあります、この一連の発言内容を俺のホームページ載せますが、よろしいでしょうか?本ページへ載せる時には基本的に匿名としていますが、許可が得られればハンドルネームやホームページアドレスも公開できます。同じ様な悩みを抱えた方がまた、俺のホームページに遊びに来た時にこれを見て参考にしてもらうためです。是非にお願いします。 |
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QA-15:XJR1300でウィリーするには? はじめまして 送信者:こ〜じ 2001/11/4 初めまして。XJR1300が愛車の19歳の大学生です。ウイリー祐一さんのホームページを見てスゴイ!!と言う言葉しか出できませんでした(^^)めちゃくちゃかっこいいです!!!BIG−1でのウイリーは最高ですねv(^^)v 実際今愛車のXJR1300でウイリーの練習しています(^^)v ウイリー祐一さんのウイリー講座を見てウイリーの技術を頭にたたきこんだのですが、実際まだ1速でしかウイリーできません(><)
いつも1速、35km/hぐらいからハンクラをあててクラッチウイリーでフロントをあげています。調子のいいときはレッドゾーン手前までウイリーできるのですが、1速から2速へシフトアップができないため(レッドゾーンまで回転が上がった→やばい!!スロットル戻さないと!!)というような情けない状態になっちゃいます(悲)1速から2速にシフトアップするときの一瞬スロットルをもどすときにフロントが落ちてしまいます。そこで、スロットルを戻さずにシフトアップさせようとしましたが2速に入りませんでした。これは練習しだいで、スロットルを戻さず2速に入れれるようになるのですか?ウイリーさんはアクセルスナッチで2速に入れると良いとコメントしてありましたがどちらの方法が望ましいか教えてください。お願いします。
ウイリー祐一さんのウイリーコレクションの中にXJR1300を発見したとき、質問するしかない!と思いました。しかも、コメントが楽勝と書いてあるのを見てグゥ〜と言う言葉しか出てきません。どこが楽勝なんだろうって感じです(>_<)しかもコレクションの数が半端じゃないのにビックリしました(^^)ウイリーが本当に好きなのがビンビン伝わってきました(笑)特にVMAXでのウイリーはインパクトがありました。まさかVMAXでウイリーができるなんて夢にも思っていなかったので(^^)最近1日1回以上ウイリーさんのホームページを見せてもらっています。これからも楽しくホームページを見ていきたいです(^^)初めてなのに長々と本当にすみませんでしたm(_
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初めまして。XJR1300が愛車の19歳の大学生です。ウイリー祐一さんのホームページを見てスゴイ!!と言う言葉しか出できませんでした(^^) めちゃくちゃかっこいいです!!!BIG−1でのウイリーは最高ですねv(^^)v どもども、こちらこそ初めまして!!ウィリー祐一どえす! V(*^-^*)Smile Big1のように、普通はしないだろ!(笑)っていうようなバイクでウィリーするのが、一番格好良いですな!!(笑) 実際今愛車のXJR1300でウイリーの練習しています(^^)v ウイリー祐一さんのウイリー講座を見てウイリーの技術を頭にたたきこんだのですが、実際まだ1速でしかウイリーできません(><) いつも1速、35km/hぐらいからハンクラをあててクラッチウイリーでフロントをあげています。調子のいいときはレッドゾーン手前までウイリーできるのですが、1速から2速へシフトアップができないため(レッドゾーンまで回転が上がった→やばい!!スロットル戻さないと!!)というような情けない状態になっちゃいます(悲) 19歳の大学生と言うことですが、バイク歴が浅いのだから、これぐらい出来れば上等ですよ!ローのみのパワーウィリーだって十分です。というより、無理してウィリーのバランス点まで上げようとすると、バクテンして、体もバイクも痛い思いをしますよ!(笑) バランス点を維持してやるウィリーに挑戦するには、まだリスクが大きいように想像します。 1速から2速にシフトアップするときの一瞬スロットルをもどすときにフロントが落ちてしまいます。そこで、スロットルを戻さずにシフトアップさせようとしましたが2速に入りませんでした。これは練習しだいで、スロットルを戻さず2速に入れれるようになるのですか?ウイリーさんはアクセルスナッチで2速に入れると良いとコメントしてありましたがどちらの方法が望ましいか教えてください。お願いします。 ちなみにクラッチを使わないで、しかもアクセルを全く戻さず、リヤタイヤにめいっぱいパワーがかかっている状態では、しっかりとミッションのギア同士が噛み合っているので、シフトチェンジは出来ません。 ただし、バイクのようにフルシンクロのミッションだと、エンジントルクで噛み合っているギアにかかっているトルクを、少し抜いてやるだけで、ギアチェンジ出来ます。 目一杯のスタートダッシュで1→2→3→4をアクセルスナッチだけでギアチェンジ出来るように練習すれば、ウィリー時のギアチェンジに応用出来ます。 で、このアクセルスナッチによるギアチェンジとは、全力加速時のアクセル全開状態からほんの一瞬(0.5秒程?(笑))アクセル開度で1/4程度戻した瞬間にクラッチを使わずにギアを掻き上げることです。 ちなみに、スロットルを戻した瞬間にフロントが落ちてしまうのは、ウィリーの角度が浅いからです。 ホームページの文中にも書いてありますが、ウィリーの角度がバランス点に近ければ近い程、ウィリーを維持するためのエンジンパワーが少なくて済み、角度が浅ければ、それを維持するためにより以上のエンジンパワーがいるということで、加速も速くなってしまいます。ですから、ウィリーのバランス点まで上げないにしても、もう少し(パワーウィリーなら20〜30度程度)角度を付けて、アクセルスナッチによるギアチェンジを練習すれば、1→2速にかけて、綺麗なパワーウィリーが出来るようになるはずですよ。 ウイリー祐一さんのウイリーコレクションの中にXJR1300を発見したとき、質問するしかない!と思いました。しかも、コメントが楽勝と書いてあるのを見てグゥ〜と言う言葉しか出てきません。どこが楽勝なんだろうって感じです(>_<) しかもコレクションの数が半端じゃないのにビックリしました(^^)ウイリーが本当に好きなのがビンビン伝わってきました(笑)特にVMAXでのウイリーはインパクトがありました。まさかVMAXでウイリーができるなんて夢にも思っていなかったので (^^)最近1日1回以上ウイリーさんのホームページを見せてもらっています。これからも楽しくホームページを見ていきたいです(^^)初めてなのに長々と本当にすみませんでしたm(_ _)m これもホームページ上に書いてありますが、車通りの少ない長くてフラットな上り坂の田舎道を探して、そこで練習するのが上達の早道ですよ。 ま、くれぐれも人車共に怪我の無いように練習してください。 尚、質問はメールでも良いですが、ホームページの方にBBS伝言板を用意してますので、こちらのほうも利用してください。バイク好きでウィリー好きがいっぱい、出入りしてますので、みんにアドバイスをもらえますよ!!それでは掲示板デビューをお待ちしております。 |
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これ以下は掲示板でのやり取りより引用 | ||||||||||||||||||||||||
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QA-16:DT200Rでのウィリー失敗談
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QA-17:XJR1300でのウィリー失敗談
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QA-18:ZX12Rでウィリーするには? はじめまして、ZX12Rのクラブから来させていただきました、○○○と申します、祐一さんのウィイリー講座勉強になります、練習するのですが、フロントがアップすると怖くてアクセル戻してしまいます、少しずつ練習してるのですが、現在2通りの方法でやっております、 1.アクセル全開で80キロぐらいから浮き出すのと、 2.時速35から40くらいでアクセルオフの全開で浮かす方法です、 どちらが初心者では良いでしょうか、本当に変な質問で申し訳ございませんが、良い方法をアドバイス願えればと思います。 |
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どもども、こちらこそ初めまして!ウィリー祐一どえす。 V(*^-^*)Smile ようこそ!ウィリー祐一のやりたい放題へ!! って、俺のページへはどうやって来たのでしょうか?(笑)非常に興味があります!文面を読むと、何処かのリンクから来られたようですが、もしよろしければ、そちらのページアドレスを教えてください。<(_ _)> 祐一さんのウィイリー講座勉強になります、練習するのですが、フロントがアップすると怖くてアクセル戻してしまいます、少しずつ練習してるのですが、現在2通りの方法でやっております、 1.アクセル全開で80キロぐらいから浮き出すのと、 2.時速35から40くらいでアクセルオフの全開で浮かす方法です、 どちらが初心者では良いでしょうか、本当に変な質問で申し訳ございませんが、良い方法をアドバイス願えればと思います。 で、早速本題ですが、まずお乗りのバイクが低速からバカトルクのある、ZX12Rってことですから、アクセルをラフに開けていくだけでもフロントが浮いてきそうなバイクですよね!たぶんパワーウィリーでも、きっかけにアクセルスナッチを使う方法でも、あとクラッチをきっかけに使う方法でも、どんな方法でもやれそうですね。 もちろん俺自身はZX12Rには乗ったことが無いのですが、バイクの性格的には、なんとなく想像が付きます。 まず1.のパワー系のウィリーですが、広い場所でやる分には一番安定度のあるやり方とも言えます。 何故かと言えば、ホームページの文中にも書いていますが、ある程度スピードをだしてからじゃないと、フロントホイルのジャイロ効果を得られないからで、この速度域なら、Fホイルのジャイロは言うに及ばず、大排気量インライン4のクランク回転力が、絶大なジャイロ効果を発揮するので、多少の外乱でも、進路が乱されるようなことはまず無いでしょう。 そして、この速度域ではフロントが上がってくる角度変化のスピードも穏やかだという利点もあります。 ただ、80キロぐらいから浮き出すと言うことは、ローですぐに吹けきってしまいますし、上げている途中でセカンドに叩き込んだとしても、120や140キロに到達するのは、あっという間ですから、もし何か偶発的なことがあった時には、マシンもタダでは済みませんし、乗っている人間の方もかなりヤバイですよね(笑)。 そして2.の方法ですが、私の場合、ビックバイクでウィリーする時には、ほとんどこの方法で行います。 厳密に言えば、アクセルスナッチを使うのではなくて、クラッチをきっかけに使いますが.......... そのバイク毎のギア比にも寄りますが、だいたいビックバイクの場合は、5千回転もエンジンがまわっていれば、必要十分なトルクを発生していると思われ、この付近の回転数を使って全力加速をしている時は、ウィリーはしていないものの、ほとんどフロント荷重が無い状態と言えます。 つまりこの状態の時に、何かの外的要因、例えばギャップを踏むとか、クラッチを使って少しだけ今以上のトルクをかけてやれば、フロントが浮いてくるわけです。 ま、ZX12Rの場合は、アクセルパーシャルから全開にするだけでも上がってくるかも知れませんが.........(笑) ちなみに私の場合(CB1000SF)は、回転数で5千回転程、速度で、45キロぐらいまで普通に加速し、クラッチを一瞬滑らせて2千回転程いっきに回転数をスライドさせトルクを増幅、この力を利用して、フロントを30度程まで上げ、上げきった時に、ちょうどクラッチがつながっているという状態です。 ある程度フロントが上がっていれば、その角度を維持するために必要な、加速パワーはそれほどいらないので、ウィリー角度のバランス点に近い時にセカンドに掻き上げています。 上げる時のアクセルワークと上げてからのアクセルワークはもちろん違います。 ここらへんは、経験でしか得られない領域です。 CB1000SF ムービーファイルコレクション こちらも参考にしてください。 上記アドレスのCBのビデオでは、周りの景色とタコ・スピードメーターが一緒に写っているので解りやすいと思いますが、全ての操作が一連の流れの中にあり、一瞬のうちに多くの操作が成されています。 このビデオではローでフロント上げ、セカンドに入れて緩やかにフロントを降ろしていますが、長くウィリーしたい時には、上げる時のアクセルワークを変えて、よりウィリー角度のバランス点に近いところで、ちょうどクラッチが繋がるようにコントロールしています。 最初のうちは、あまりウィリーの角度にはこだわらずに、エンジンパワーに頼った、角度の浅いパワーウィリーで長く綺麗に!ってのを目指すのが無難だとは思いますよ。 ウィリー角度で20度程、フロントが地上から50センチも離れていれば十分に豪快ですし、上げるきっかけだけ少しだけ与えてやり、上げてからはアクセルで加速力だけ調整すれば、ローで綺麗な、そして長いパワーウィリーが決まるはずです。 そして俺のページ内でも、くどいようにリアブレーキコントロールの事に触れていますが、このテクニックは絶対に必要な物です。ただ心配なのは、ZX12Rの場合には、アクセル全開時のビックトルクを、リアブレーキだけでは止めることが出来ないだろうということです。 アクセルさえ閉じる方向なら、たとえウィリーのバランス点を超え、後にバクテンしそうな時でも、普通の国産の市販車に付いているリアブレーキなら、踏めば回避できます。 だた、ZX12Rの様なバイクの場合は、少しでもアクセルが開いていて現状よりもプラスの(加速方向に)トルクが発生している時には、リアブレーキだけでそれをマイナス方向(減速方向)に向けることが出来ないんじゃないかという心配です。 特にウィリー角度のバランス点を超え、まさにハンドルにぶら下がった状態で、冷静でいられる人間は、ほとんどいないでしょうから(私は冷静でいられますが(笑))、自分ではアクセルを閉じているつもりでも、実際にはアクセル全開!(笑)ってことが多いんじゃないかな。 そして、先にも述べましたとおり、ビックバイクで何か事が起きると、即、生命の危険を伴います。 ページにもかなり痛い失敗談が載っていますが、是非○○○殿もくれぐれも注意して、バイクライフを楽しんでくださいね。 ※最後に、ここでお願いがあります。この一連の発言内容を俺のホームページ内”ウィリーしましょう講座”に載せたいと考えていますが、よろしいでしょうか?ページへ引用させてもらう時には基本的に匿名としていますが、ご希望ならハンドルネームやホームページアドレスも公開できます。 同じ様な悩みを抱えた方が、俺のホームページに遊びに来た時にこれを見て参考にしてもらうためです。是非にお願いします。 |
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お返事有難うございます、早速CBの動画見させていただきました、ご説明の通り5000回転からの半クラ2000回転プラスクラッチつなぎの要領が分かりました、後は練習あるのみですね、頑張ります。 祐一さんのホームページに来れたのは、12Rオーナーズクラブのライディングの質問欄です、そのページにリンクされていました。 http://www.khi.ne.jp/zx-12/ 又この度の内容是非載せてください、私のように思われている方が沢山いる事に、びっくりしました、なぜなら、ツーリング仲間の間でもひそかに練習しているではないですか、やはりウィリーはバイク乗りの憧れだと思いました、 この度は親切なアドバイス有難うございました、練習の成果を近日書き込み欄に書かせて頂きます、有難うございました。 |
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QA-19:TL1000Sでウィリーするには? | ||||||||||||||||||||||||
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QA-20:XR250R(MD30)でウィリーするには? | ||||||||||||||||||||||||
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QA-21:ウィリー中の進路変更 | |||||||||||||
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QA-22:GSX-R1100N(油冷)でウィリーするには? | |||||||||||||||||||||||||||||
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QA-23:YZF-R6でのウィリー失敗談 是非お読み下さい! | |||||||||||||||||||||||
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QA-24:CB1300でウィリーするには? | ||||||||
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QA-25:CB1300でウィリーするには?続編 | ||||||||
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QA-26:マウンテンバイクでのウィリーは練習になるのか? | ||||||||||||||||||||||||||||
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QA-27:リアブレーキが踏めない | |||||||||||||||||||||||
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QA-28:リアブレーキが踏めない | |||||||||||||||||||||||
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QA-29:XLR250バハでのクラッチウィリー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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QA-30:クラッチに優しい「正しい荷重移動」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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QA-31:ステップアップするウィリー | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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QB-01:高速度でウィリー....リア周りが振れだした? こんにちわ、久しぶりに書かせて頂きます。 先日、ベイブリッジの合流車線(川崎側)からウィリーしたところちょっと問題が。 バイクはZRX1100、2速80km位からクラッチを使ってテイクオフ。 3速へシフトアップしてバランスを保っていたところ、徐々にバイクが揺れ出し(後輪が蛇行している)このままでは転倒か?と思ったので、止む無くフロントを降ろしてしまいました。速度は120前後だと思います。 橋の揺れや風が原因でしょうか?それとも良くある事でしょうか? 原因が分からないとおちおちウィリーもしてられません。^^; ウィリーさんはこんな経験はありませんでしょうか? |
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俺も同じ様な経験が何回か有りますよ.... ●ケース1 海沿いのバイパスに合流する加速車線で持ち上げて、本線上にでてから、空中で左方向に少し進路変更....加速中に少し風に吹かれたようで、ヨレたので、ケツで加重移動して、これまた少し進路修正....少し曲げすぎたので反対に微調整....おっとっとっと、こんな事をしている内に、120キロ程度のスピードで小刻みなスラローム状態におちいり、しまいにはリアタイヤが上下方向ではなくて左右方向にジャダーを起こしたように暴れてきたので、リアブレーキで落ち着かせながら着地。 ●ケース2 少し上り坂で前走車(四輪)を追い抜きざま持ち上げて対向車線へ....左眼下に四輪の運転手の顔を見ながら追い抜き、余裕を持って左方向の自分の車線へ....中央線の黄線を踏んだ瞬間すこしホイルスピン....瞬間グリップが戻り、少しウィリーアングルが急に....ちょっとアクセルコントロールしてケツで右方向に加重して真っ直ぐに直そうとしたんだけど、それをきっかけにリアタイヤ....というより、リア回り全体がダンシング.....追い抜いた車に恐怖心を与えてもしょうがないので、アクセルを急に戻してリアタイヤのグリップがすっぽ抜けないようにアクセルとリアブレーキでコントロールしながら着地。 ●ケース3 高架橋の連なるバイパスで何の気無しにウィリー.....橋の継ぎ目の鉄板の部分を通過したと同時に例のリアのジャダーが............以下同文。 ってなわけで、最初この症状が出たときには、リアアクスルがゆるんだのか?それともリアタイヤの スローパンクチャーか?とか、スイングアームの支持ベアリングが、いっちゃったか?とか色々考えたんだけど、この症状が出たときの傾向をよ〜く考えたら...... もともとグリップの低いオフロードタイヤを履くXR600Rでウィリーするときには、どんな速度域でもこの症状はほとんど出ないし、出たとしてもズルッっと一発行くだけですぐに収束する。 CBでこの症状が出るときには必ず決まって何らかのリア回りでの、きっかけが有る事と、ウィリー角度が加速状態の安定角度より上がっていて、ま、要するに上がりすぎている事など..... たぶん重い重量のバイクで、リア1輪走行をすることによって起こる、リア回りのジャダーではないかと考えます。スイングアームシャフトのクリアランスや、スイングアームの横方向のヨレ、そしてリアタイヤのハイト分、横方向への自由度があるわけで、その分が何かをきっかけとしてヨー方向にヨレを起こし、まるでリア回りが”ぐにょぐにょ”と、踊っているような症状が出るんじゃないかな?... あとウィリー角度の問題だけど、加速状態で安定してウィリーしているときにはバイクの重心はリアタイヤの設置点よりだいぶ前にあるわけで、これがウィリー角度が急になればなるほど、重心がリアタイヤの設置点に近づいてきて、左右方向に振られたときの直進安定性が弱まる傾向に有るんではないかと.......ま、あくまでも俺の独自の理論ですけどね。(笑) しかし、共通の悩みと言うか、共通の話題があるってのは良いですなぁ〜!!がは! |
QB-02:BIGバイクでウィリーをやりすぎるとすぐ壊れる!?? BIGバイクでウィリーをやりすぎるとすぐ壊れる(特にフロント周り)って、聞いた ことがあるんですけどそれって本当ですか?もし、そうだったら練習できないなぁ・・・。 |
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昨日たまたま友人のGSF1200に久しぶりに乗ったけど、楽しいバイクですよねぇ〜!! ま、裏を返せば、あれほどフロント加重の少ないバイクは、危険と背中合わせとも言えますが(笑) 質問の件ですが、ウィリー練習のしすぎで壊れるところといえば、まずクラッチですな。 あとリアホイルダンパー、そしてドライブチェーンにリアスプロケット..高いと言えば、ドリブンスプロケット(フロントスプロケット)の付く、出力取り出しのシャフトのスプライン変摩耗。 フロント回りに目を移せば、どん!っと着地させることによってフロントホイルベアリングや、ステムベアリング(三つ又部)....やはりなんでも「急」ということをする事によってのリスクは避けられません(笑)....でも、俺のバイクはそんなに壊れませんよ!ま、自分で言うのも変だけど、ちゃんとコントロールしてるからね(笑) |
QC-01:「名無しの権兵衛ターン」はどうやるの? ウィリー祐一さん こんにちわ!バイクのぺージにあったオリジナルターンのやり方をもっと詳しく教えてくださいませんか? あとアクセルターンとマックスターンも・・・よろしくお願いします |
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うむむむむぅ......... Bさん、こんにちは!!ではでは、早速質問にお答えしましょう! って、ホントは文字で説明するなんてめんどくさいことをせずに、実際に目の前でやってあげるのが一番だとは思うのですが......むりだよな......ちなみに、お住まいは何処? ま、とりあえず........ 1.ブレーキターン ある程度のスピードを保って走ってきて、ターンしたいところの手前にやって来たらリアブレーキをロック、車体を曲がりたい方向に急激に傾けて(通常左側、なぜか?それは最後に脚を着くまで、右足でリアブレーキをコントロールするため)スリップダウン寸前に左足を出して、脚を着いた場所を支点にしてその場でターンすること。通常、進行方向に対して120度ぐらいまで曲げるのが限度。オフ車の方がやりやすいが、オンロード車でも出来る。 2.アクセルターン ギアはロー、クラッチを切ってアクセルは少し開けておく。バイクが止まっている状態で、ターンしたい方向にバイクを傾け、脚を着く。バイクのパワーにもよるが、だいたい垂直方向から30度程傾いたら、クラッチミート・アンド・アクセルオン、着いている脚を支点にしてフロントタイヤが一定の円を書くようにリアタイヤをスライドさせ、バイクが行きたい方向に向いたらアクセルを戻しつつバイクを起こし、最後は着いていた脚で地面を蹴るように。狭い林道などで方向転換するのに便利。頑張れば180度ターンどころか、その場で何回転でも回ることが出来る。オフ車の方がやりやすいが、オンロード車でも出来る。 3.マックスターン ギアはロー、クラッチを切ってアクセルは少し開けておく。バイクを垂直に立て両足をしっかりと地面に着いておく。フロントブレーキを右手中指から右側の3本の指で握り、フロントタイヤをロックさせ、右手の残りの親指と人差し指でアクセルを開け、4?5千回転で一気にクラッチミート、リアタイヤをホイルスピンさせる。回りたい方向と逆方向に少しバイクを傾けると、反対側にリアタイヤがスライドしはじめるので、フロントタイヤの接地点を支点にして、カニ歩きをするように回る。リアタイヤが減るのを気にしなければ、誰にでも出来るワザで、やる気になればオリンピックの五輪をブラックマークで書く事も出来るぞ。 4.クイックターン これはバイクのジムカーナで使うワザだが、パイロンを使った180度ターンを素早くやる方法だ!もちろん林道でも応用が利くぞ!!まず、1.のブレーキターンで前半の90度を曲がり、後半を2.のアクセルターンで曲がるというワザ。オフ車の方がやりやすいが、オンロード車でもやれば出来るが、あまりすすめない。 で、肝心の「名無しの権兵衛ターン」だが、要するにマックスターンを脚を着かずにやればいいわけだ。でも、実際にフロントタイヤをその場から動かさずに、これをやるのは無理で、バランスを取るために、少しずつフロントブレーキをリリースし、バイクを少しずつ前に進めながらやると、うまくいく。 それにマックスターンの時は脚を着くことでリアタイヤのトラクションを抜くことが出来るがこのワザの場合それが出来ないので、ほとんどハンドルバーに全体重をかけるつもりで、タンクの上に座るような格好でやると、リアタイヤの加重が抜ける。 ホームページ本文より: こいつをやるコツとしては、思いっきりのフロント加重で、フロントブレーキをロックさせつつ、アクセルコントロールと、左右へのステップへの加重のかけ方で、まわる方向を決め、ブレーキをわずかづづリリースしながらバランスを取るという....口で言うと簡単そうですが、これがなかなか....... これで終わりではなくて、このあと複合技で、リアタイヤをホイルスピンさせながら、緩やかにグリップを戻し、ウィリーに持ち込むという、荒技です。 ま、長いことかけて習得してきたことなので、一朝一夕にはできんよ!! ま、頑張って練習してみてくれ!! くれぐれも言っておくが、これが元でバイクが壊れても俺は責任もたんよぉ?!! 健闘を祈る! |
QC-02:CB1000SFでうまく曲がりたい 実はウィリーさんに相談があって、長くなるんでメールしたんですが、CBに乗り始めてもうすぐ1年が経とうとしてますが、いまいちうまく乗れないのです。 ライダーズクラブなる雑誌のライテク本などを読み漁ってるのですが、例えば友達の後をついて走ってる時など、急に右左折する時などスィッ・・って曲がれないんですよ。 あわわ・・・ってな具合でふらふらな状態で曲がるんですよ。 XTを僕にくれ、最近W650を買った叔父さん曰く、なにもしなけりゃねるから、そしたら今度はアクセルあければいいんだよ。って言うんですが、それがなかなか・・ くそ重たいCBのせいかもしれないですが、スリップが恐くてあまりバンクできないんですよ。BBSを見る限りウィリーさんはバンクセンサーばりばり擦れるらしいですが・・ ライテク本を見る限りではシートにちゃんと体重がのっていればどんなにバンクしてもいきなりスリップダウン!て事はない、するとしてもテールスライドから始まる、というような事が書いてあるんですが、本当にそうなんですか?最終的にはハングオン出来るようになりたいんですが、その前にリーンウィズを完璧にしたいと思っているのでハングオンはあまり試してないんですよ。 まず、コーナー進入にそなえてブレーキング、体重移動(ライテク本曰く前かがみになって、イン側の肩をさげるような感じ)、曲がるポイントでブレーキリリース、もしバンクしすぎたらイン側のステップを踏めばバンキングはとまる、で後は加速にまかせて後輪に体重を乗せましょう。 となっているんですが、どうですか? ちなみにウィリーさんはリーンウィズ、それともハングオン派ですか? リーンウィズの理想としてわかりやすいのを言うと、最近のNew XJR1300の広告に写っているテストライダーの走行写真です。その後ハングオンを極めたいんですが・・ やっぱりウィリーさんの言う通り、普通の人より速く、うまく、奇麗に乗りたいので・・・ 何か助言お願いします。 |
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ライテクに付いての質問ですが、正直、実際のライディングを見てみないことには、あくまで想像での話になってしまうので、「的を得た」話は出来ないでしょうし、俺自身バイクに乗るテクニックをだれかに教えてもらったことなど無くて、自分自身の経験に基づいて築き上げてきたものですから、なんとも........ ま、そんな結末じゃ面白くないから、とりあえず想像で少しだけ(笑) メールの内容を見ると、「例えば友達の後をついて走ってる時など、急に右左折する時など」って時はたぶん低速時の町中での事だと想像します。 何が悪いかを想像するに、「曲がるときに、ふらふらする」ってのは、絶対的にスピード足らないのでは......やっぱ基本的にコーナーでバイクが安定して走る為には、バンク角に対応した速度というものが有るはずで、そのバランス点をはずせば、ふらふらしますよ。 あとは、ハンドルで曲がろうとしている....腕に力が入ってる....フロントのセルフステアで曲がらずに、自分で舵角を付けている....時にもそういう症状になるかな。 俺的に町中の低速時(60キロ以下)のコーナーワークで意識的にやっているのは、まず曲がる動作にはいる前に、的確な速度作り。 どんな小さなコーナーでもリアタイヤにトラクションを掛けてやらなければ安定して曲がれませんから、曲がっているときにアクセルが開けられる様になる速度まできっちりと落とすことですね。 そしてその次にクイックに曲がりたかったら、きっかけに「当て舵」をする当て舵とは、曲がる方向と逆に....例えば左に曲がりたかったら、左手で少しだけハンドルを押してやる。(本当はあんまりしちゃダメ(笑)) この時にリアタイヤにはアクセルオフ時のマイナストラクションが利いてることが重要かな。言い換えればあまり強くないエンジンブレーキ。 そうすると、「ふっ」とバイクが倒れてきますから、必要なぶんのバンク角になったらアクセルを開けて(どばっとじゃないよ)バンクを止めます。 ここまでの一連動作でぎくしゃくするようなら、最初から最後までリアブレーキを引きずってやれば、スムーズになります。 あとはアクセルを開けながらしっかりとリアタイヤにトラクションを掛けながら立ち上がって行けば、安定して曲がれるはずです。この時、お尻でシートにかけるGを感じることが出来れば、上出来です。 次にスリップダウンの件ですが、これは基本的に路面状態と、その時のタイヤの状況によるとしか書きようがありませんね。摩耗した物、また長期間放置されたバイクのタイヤとかは論外ですよ。 BIg1が履ける通常のタイヤで、我々が通常走っているようなアスファルト舗装でなら、「急」という事さえしなければ、まず大丈夫でしょう。 私もCBに乗っている時にはかなりの確立で、リアタイヤが滑りますし、パニックブレーキを掛けたときなど、フロントタイヤもロックさせたことも度々ありますが、これはタイヤにオーバーロードな仕事をさせているからです。峠などで、90キロ程度のコーナーをバンクセンサーを削りながらセカンドで立ち上がり、ちょっとオーバーロード気味にアクセルを開けた時などリアタイヤが逃げるように滑り出します....さすがにこの速度域では、ドキっとしますが、オフ車でリアを流してコントロールする事を覚えていますので、冷静に対応できます。 ほんと、そんなに「ズバッ」とリアが逃げることは、滅多にないですよ。ま、もちろんフルバンクの状態で、どかんとアクセル開ければ、どかんと滑りますけどね....(笑) ちなみにフロントタイヤの方は腕に力が入ってたりすると、大切なフロントの接地感がつかめず、「スリップするんじゃないか」という不安感がつきまといます。 何にしても、CBで限界域を体験しようとすれば、どんな人であろうと危険が伴うのは事実です。 こんな時こそ、バイクとしての基本性能が低い、限界域が低い速度で訪れるオフロードバイクで(だからオフ車が面白い)経験を積むのが旨くなる早道ですね。 次に、ライディングフォームの事ですが、色んな言い方が有るのが事実です。 基本的に、リーンウイズ、リーンイン、リーンアウト、そしてリーンインの体重移動を積極的に行おうとしたのが通称ハングオン(ハングオフとも言う)です。 私は、その時のシチュエーションで全てのフォームを使いますし、特にオフ車では、基本的にシートに体重を掛けるのが鉄則ですが、あえてその力を抜くことによって「抜重」(ばつじゅう)なんてテクニックも使います。 オフ車に限って言えば、リーンアウトの姿勢をとるのは、リアを滑らせた時に、体が取り残されないように、体がちゃんとその動きに追従するように、それこそ、シートの角に45度くらいの角度で座るつもりで......って理由がありますし、どんなフォームもちゃんと理由があってすることです。それを理解しないでするのは、ちょっと意味が無いかな..... ハングオフとは、コーナリングフォース(横G)とスピードとバンク角がバランス点にある時に、それ以上にコーナーリングスピードを上げるために、重心位置をバイクの内側へ、そして低い位置に持っていくことによって、より強い横Gに対抗できるので、コーナーリングスピードを上げることが出来るのです。 また、違う言い方をすれば、別に限界域に限った話ではなく、浅いバンク角であっても、あまりオーバーではなく少しだけオングオフすることによって、実際のバランス点のバンク角より浅くなるわけですから、より安全な方向にいるわけです。 ですから、その時の必要なシチュエーションで、CBでもリーンアウト気味に乗ることもありますし、少しだけ腰を内側に入れてやることもしますし、バリバリにハングオフする事も、もちろんあるわけです。 ちょっと暇なときにこんな事をしてみて下さい。 広い港などの路面状態の良いアスファルト路面をさがし、30キロとか、40キロと決まったスピードで定常円旋回をしてみてください。コーナーリングフォースに対応するだけアクセルを開けて、リアタイヤに、トラクションを掛けてやってくださいね。その時に、先ほど言った、リーンウイズ、リンイン、リーンアウト、そしてハングオフ....きっと夫々全く違う感覚を覚えるはずです。もちろんそれぞれ、バンク角が違ってくるのは当たり前で、例えばこれぐらいの速度域ではハングオフより、リーンアウト気味に乗った方が、安心感があるとか、色々感じるはずです。 是非やってみて下さい。 最後に、基本的にコーナリング中にバイクを安定させるためには、どんな形ででも、リアタイヤにトラクションを掛けておくことです。アクセルを開けるなり、逆にエンジンブレーキなどでマイナスのトラクションを掛けるのも有効ですし、リアブレーキを使うのも手です。ですから、俺的にはパーシャルアクセルという事は、ほとんど無いですね。そして、ステップ加重を使って積極的にコントロールすることは、ほとんど無いですよ、あまり意識したことはないなぁ〜 ちなみに、ライテク本って、参考になるようであんまり参考にならないんですよね....(笑)ま、ヒントをつかむのには良いかも知れませんが..... |
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