趣 意 書
平成13年 7月 1日
別紙内容にて、富士川流域に住まわれている方を対象として、普段目にすることのない富士川の水面上からの景色や水辺の様子、そして大自然ありのままの姿の生態系などを、ラフトボートを使って富士川を下りながら、楽しんでいただく企画です。昨年の当企画がたいへん好評を頂きましたので、
引き続き今年も企画いたしました。
当日は、川を実際に下りながら、富士川の河原などの清掃活動や、普段身近に流れている富士川での遊び方や、川に潜む危険個所の説明、そして実際に、もし水難事故に遭遇したときの対処方法や、事故を防ぐための予備知識などを、川の知識や水力学、そしてレスキュー方法などに精通した、我々スタッフが参加者に説明いたします。
昨今のレジャーブームにより、多数の方が予備知識も持たずに大自然の中へ遊びに出るなか、玄倉川キャンプ事故などを代表として、多数の尊い命が水難事故で失われています。
我らが地元に目を向けてみても、ここ芝川町近辺だけでも昨年数名の方が水難事故で亡くなっており、川に潜む危険性などを教育する事の重要性が今、問われています。
このような中、水難救助及び捜索の支援を目的とした、「広域防災水難救助支援機構」(NPO法人)富士川分駐所でもありますナチュラルアクションでは、このような企画を通し、今後少しでも川における事故が減少すればと考えております。
また当企画が、富士川の景観・自然の素晴らしさを維持していこうとする意識高揚に微力なりとも
役立てばと思います。
なにとぞ今回の企画意図をご理解の上、お力添えをいただけたならば幸いと、ここにお願いいたします。
主催:ナチュラルアクション・アウトドアツアーズ
共催:広域防災水難救助捜索支援機構(NPO法人申請中)
ナチュラルアクション
代表 佐 野 文 洋
広域防災水難救助捜索支援機構
理事 ○ ○ 祐 一 |