平成12年度石狩川水防公開演習

北海道庁・北海道開発局主催


2000年6月17日 北海道 月形町 石狩川河川敷にて

北海道庁・北海道開発局の主催で水防公開演習が開催され、RESCUE3が水難救助のデモンストレーションを行うために招聘されました。
RESCUE3の要請によりJpSARTの一員として水防公開演習に富士川分駐所より2名参加

会場全景 拡大写真

写真左に見える砂利敷きの道路は、訓練のために造られた仮の堤防道路。堤防の上に大型トラックが2台並んでいるが、なんと移動式大型液晶オオロラビジョンなのだ!!

遙か彼方に見えるテントの向こうにも、水陸両用車の体験試乗コースがあって、尚かつ駐車場があるので.......

写真中央に見えるのがこれまた、訓練のために作られた人工流水プール。大型水中ポンプ毎分20tの3丁駆けで、人工的な流水面を作り出していた!!両側2カ所にH型鋼が打ち込んであるが、これをアンカーにハイラインチロリアンを展開。

右端に見える5連の小さなテントの右端がRESCUE3の控え室。写真はここで切れているが、会場自体は写真の右端からまだ200mぐらいある!!!ちなみにそこにはアスファルト舗装された簡易ヘリポートが2カ所!!



開会式に先立ち、入場行進前。

後方には自衛隊、消防レスキュー部隊、そして警察バイク部隊が、整然と整列している中、記念撮影.........


今まさに出動直前!!!

演習マニュアルより

「本部長指令第8号  月形町皆楽公園地先の石狩川本流の中州及び対岸に取り残された孤立者について、救助要請があったので各関係機関は、救助作業にあたれ。」

「連絡を受けた現地実施部では、救助を求めている孤立者を救出するため、岩見沢地区消防事務組合に対し、救助隊の派遣と救急車の出動及び北海道警察に対して、ヘリコプターの派遣を要請しました。尚、民間ボランティアのレスキュー3ジャパンも救助活動にあたります。」

「レスキュー3ジャパンは孤立者救助活動を開始!」



ヘルメットの右側に貼ってあるのは、このステッカーです。


救助デモンストレーションを行う、人工流水プールへ向かって進行。(写真提供:馬場氏)


ボート上にいるレスキューアーは馬場氏、ボート後方の怪我をして中州に取り残された要救助者を確保、救急治療を施しているのが医師でもある葛城氏。(写真提供:馬場氏)


大型水中ポンプ毎分20tの3丁駆けで、人工的な流水面を作り出し、プール両側2カ所に打ち込んであるH型鋼をアンカーに、ハイライン・チロリアンを展開。(写真提供:馬場氏)


デモンストレーションが終わってほっと一息........控えテントで。






関係資料









(写真提供:馬場氏)






石狩川水防公開演習 写真集より



表紙の赤枠内にレスキューチームが写っています




開会式の様子
■主催
月形町/岩見沢市/美唄市/三笠市/
新篠津村/北村/北海道/北海道開発局
(順不同)
■協賛
全国水防管理団体連合会/(社)日本河川協会/
(財)河川環境管理財団/(財)河川情報センター/
(財)北海道河川防災研究センター/
(財)石狩川振興財団/(財)北海道開発協会/
(社)北海道土木協会/(社)北海道建設業協会/
(社)北海道土木コンクリートブロック協会/
(財)北海道消防協会/
北海道治水・砂防・海岸事業促進同盟/
石狩川治水促進期成会
(順不同)
■協力
陸上自衛隊第11師団/北海道警察本部/
日本赤十字社北海道支部/
岩見沢地区消防事務組合/美唄市消防本部/
三笠市消防本部/石狩北部地区消防事務組合/
レスキュー3ジャパン/
主催市町村舌赤十字奉仕団/(社)空知建設業協会
(順不同)
■後援
朝日新聞北海道支社/毎日新聞北海道支社/
読売新聞北海道支社/日本経済新聞社/
産経新聞社札幌支局/共同通信社札幌支社/
時事通信社札幌支社/北海道新聞社/
岩見沢新聞社/NHK札幌放送局/北海道放送/
札幌テレビ放送/北海道テレビ放送/
北海道文化放送/テレビ北海道/
エフエム北海道/エフエム・ノースウエーブ/
FMはまなすジャパン/
日刊工業新聞社札幌支局/
日刊建設工業新聞社北海道総局/
日刊建設通信新聞社北海道支局/
北海道通信社/北海道建設新聞社/日建新聞社/
建設行政新聞社
(順不同)




開場  8:30

開会式  9:00〜9:25
参加した水防隊や各機関・団体、実施役員、演習の組織編成等を紹介します。

挨拶/総裁(北海道開発局長)
   統裁(北海道知事)
   来賓(建設大臣)(参議院国士・環境常任委員会委員長)
訓示/副統裁(北海道総務部長)
第1部 水防訓練  9:25〜10:45
演習想定にもとづいて水防訓練を行います。
●災害対策現地合同本部設置
●現地実施部設置
●河川巡視(建設省ヘリ「あおぞら号」・北海道開発局ヘリ「ほっかい」・河川パトロールカー)
●住民避難訓練(月形町民)
●水防隊出動「木流し工・シート張り工・月の輪工・積土のう工・改良積土のう工・水マット工」
●水防工法視察卜災害情報収集(北海道開発局・情報収集車)
●自衛隊派遣要請(第2地対艦ミサイル連隊)
●内水排除訓練(北海道開発局機械班)
●救助・救護訓練(岩見沢消防署・道警本部航空隊)
●水難救助訓練(レスキュー3ジャパン)
●応急給食訓練(主催市町村各赤十字奉仕団)
●親子水防工法体験・破堤実験見学(三笠市の児童とお母さん)
【10:45〜11:10]
第二部 地震対策訓練  11:10〜11:45
 地震が発生した場合を想定し、訓練を行います。
●河川巡視トシート法覆工(空知建設業協会班)
●仮設橋設置訓練(陸上自衛隊第11施設大隊)
●転落車両救出・救護訓練・日赤救護所開設
 (岩見沢消防署・栗山赤十字病院)
●倒壊家屋救出訓練(道警広域緊急救助隊・岩見沢消防署)

閉会式  11:45〜12:00





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