2003/5/25 KTMフェスティバルへ遊びに行ってきました
 
 
KTMジャパン主催でKTMフェスティバルが静岡県は森町スライドパーク(デイトナ内)で開催されました。
イベント内容はKTMの市販車からスーパーモタード用レース車両まで各種バイクに試乗できるうえに、なんとあのボリスシャンボンがやって来ると言うではありませんか!これは行かねばなるまい!ってなわけで、遊びに行ってきました。
ちなみにこのイベントに合わせてMOTO-1も特別開催されるので、知ってる顔にもたくさん会えるので、楽しみです。
詳しくはKTMジャパンのオフィシャルサイトもしくはモトショップ五郎さんちにもレポートが載っています。





まずは目的の一つである試乗会!
 
ずらりと並んだ車両は、660アドベンチャーやDUKE2等の市販車から、525SXベースのバリバリのスーパーモタードレーサーまでたぁ〜くさん!
 
恐れを知らないウィリー祐一は、まずは一番美味しそうな車両の列に並びました。
それは525SX−RベースのSMレーサー!
これがまたすごいことすごいこと!!
3速までアクセルワイドオープンのみでフロントが上がってきます!100kg弱の車重に怒濤の低速トルクで、しかもエンジンのピックアップもアクセルと直結したスイッチ感覚!メーカーで用意されたSMパーツのポン付け(メーカーもしくはショップでセットアップ済みらしい)で有るのにもかかわらず非常にナチュラルな操縦性で、エンジンの良さだけでなくて曲がりやすさも兼ね備えたメチャ楽しいマシンでした。ブレーキ性能に関しても3速フルからのブレーキングで体を起こして強めにブレーキングしたらストッピー状態になるほど!(笑)

ちなみにこの車両の制作者はKTM静岡さんです。
  
「こんな写真しか撮れなかったのぉ〜ごめんねぇ〜!」by嫁
そういうわけで、まともな写真が無くて申し訳ないのですが(笑)、とりあえずはお約束と言うことで!
バイクがまだ寝ている状態からコーナー立ち上がりっぱなアクセルをワイドオープンするとこの状態です。
セカンドでもサードでもほぼ同じ様な状態!
KTMの525恐るべし!
 
続いて今度は450SX−R(もしくはSXS?)ベースのSMレーサー!しかも、この後のレポートにも出てきますが、ゼッケン11ってことはMOTO−1決勝5位入賞マシンってことになるわけです!
レーサーを試乗車に供しちゃうって太っ腹もスゴイですが、キッチリとセットアップされたマシンは楽しいの一言です!
2速までならアクセルのみでフロントを持ち上げてきます!たしかに525に比べてしまえばそれなりですが、最初からこのマシンに乗っていれば不満は感じなかったと思われます。
ただ、極低速レベルのトルクが細いのか、試乗スタート時点でエンストしている方が多かったですね。
 
続いて250EXC−RベースのSMレーサーです。525→450→250と試乗したので、いかんせんパワー不足は否めませんが、一般市販車レベルはもちろん超越しています。上のクラスと違ってエンジンをブチ回さないと早く走れないタイプですが(笑)、タコメーターは付いていないのでどの程度まで回っているかは解りませんでしたが、レブリミッターの効きも唐突でなく、ついつい回してしまいがちでした。特にEXCベースだとセル付きとなるので、街乗りには良いですね。ただ現状のセッティングだとフロントが妙に切れ込み、最終的にバンキングを止める為にイン側の腕を押し込むような形で押さえ込まなければならなかったのが残念でした。
 
2回目の試乗タイムでは1回目に一番面白かった525SX-Rにまず乗り、最後に市販車であるDUKE2に乗りました。試乗前はしょせんは市販車とあなどっていたのですが、エンジン自体が非常にパワフルで、重い車重を補ってあまりあるトルク特性でした。特にメーカーで仕上げられた車体なのでナチュラルなコーナーリング性能も好印象。3速でもクラッチを使えば楽勝にフロントを上げられたのですが、ただやはりレーサーベースではないので、上げてから妙にフロント廻りが重く感じられたのはしょうがないですね。




MOTO-1スペシャルラウンド

MOTO-1の決勝レーススタート3秒前!
フロントローに並ぶのはイン側からゼッケン38の三橋、ゼッケン1のJAWS増田、ゼッケン7の中島、ゼッケン88の山下、ゼッケン11の......名前が解りません!でもKTMジャパンからエントリー!そう、俺も試乗したあの450SXです!!

ちなみに2列目の蛍光イエローのヘルメットはshinyo君。


スタート直後
クラッチミートのタイミング自体は大差なく飛び出したのですが、その後の延びが無くて少し遅れる38三橋。


ホールショットを決めたのはゼッケン1のJAWS増田!


ゼッケン38の三橋もインからブレーキを遅らせて追いすがります!


2コーナーでトップはJAWS増田!2位はイン側にいるゼッケン7の中島、3位はアウト側の88山下、4位に38の三橋が続きますが、全開で抜ける3コーナーでアウトから並び掛け4コーナーへの飛び込みでゼッケン7の中島がトップを奪い、なんとそのまま逃げ切って優勝!!
常勝”JAWS増田”を”シャチ中島”こと中島将人が食ってしまった!
レース序盤、38の三橋が山下を抜いて3位に上がり、2位増田に迫る勢いだったのだが、終盤のインフィールドで痛恨のオーバーラン!直ぐに復帰するも4位に。
でもまじでこのミス(ごく軽いやつ)さえなければ表彰台でしたからね!まじでスゴイっす!だってこのマシンでMOTO−1を走るのは初めてなんだって、新しいXR250モタードでは一度走っているものの、ポン付けの足回りでこの成績ってすごくない!他の上位はMOTO−1を昨年からやってきているわけで、ポンと乗ってこれだからね!!(笑)。
しかし三橋のライディングは特殊なのかな?決勝後のタイヤを見ても他のマシンはエンドまでデロデロなのに、サイドエンドまで大きく残してあのコーナーリングスピード。ちなみに増田氏もそうだけど、ジャンプからオフコース出口までの処理が抜群に早かった!
このカテゴリーでXR650Rはマイナーな存在なので、やはり同じXR650Rに乗る者の一人として是非とも今後の健闘を期待してしまう!頑張ってね!!

三橋淳のオフィシャルサイトjun38c.com


レース後の表彰式。左から優勝した中島、2位JAWS増田、3位山下、4位に三橋、5位KTMの........すみません、誰か教えてください。
で、みんなの前にいるKTMオレンジを来ているのはもちろんボリスシャンボン!



MOTO−1決勝 ビデオ
20030525MOTO-1.wmv


※最新版のメディアプレーヤーが必要です。
「サーバービジー」表示で再生されない場合がありますが、あきらめずに何度もメディアプレーヤーの「再生」ボタンを押しているとつながります。







ボリスシャンボン登場!!

いやーしかし小さい!何が小さいって身長が!
 
どのぐらい小さいかというとこのぐらい!
しかし、このサイズであのライディング!!まじで人間ではありません!
 
ヨーロッパ選手権時代のボリスシャンボン。
シャンボンと言えばハスクだったのに、今年はVDBがいなくなったので、KTMに鞍替え。

しかし、ステップが直角に跳ね上がるこのバンク角はハンパじゃありませんな。
 
リアタイヤから糸を引くように見事なブレーキングドリフトから、スムーズにパワードリフトに移行する様は見ていて圧巻そのもの!
ちなみにこの日もバリバリにデモランをしてくれたのですが、俺自身肉眼で見るのが精一杯で、写真は撮っている暇がありませんでした。

上記2枚の写真はクラブマン別冊、ネコムックのXtreme Bikesから引用させてもらっています。
本当はこういう事しちゃうと著作権があるのでまずいです。ごめんなさい。
 
ミーハーな俺ではないのですが(笑)、思わず控室に帰るボリスを捕まえて、「しぐねつぁー しるぶぷれ!」(サイン下さい)とフランス語で頼んだら、「はぁ〜!?」ってな顔をしたので、通じてはいないものの(笑)、差し出したマジックとヘルメットで理解してくれたのか、こころよくサインしてくれました!
ちなみに家に帰ってから消えないようにラッカークリアを上から吹いておきました!(笑)




追加報告!

MOTO-1と言えばRikky'sの佐野新世君もエントリーしているのですが、新世君と言えばパリダカ!そう、三橋淳と一緒に2003パリダカールラリーに出たのでした!
結果から先に言うと残念ながら転倒したところを後続のカミオンにバイクを轢かれてリタイヤという残念な結果に終わったのですが、参戦記念に作ったTシャツをもらってしまいました!
なんかポストイットが貼ってありますが........
 
なんと、パリダカ参戦マシンにウィリー祐一ステッカーが!!


  
実物はこれですが、詳しくは下記ページに載っています!

http://www.motoavanti.com/

「レポート」内の「ラリー」を参照!