2002年12月26日 |
シャッター取付 |
外壁工事 |
1F土間配筋 |
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昨日解体した腰壁兼擁壁の外側を埋め戻します。(東面:庭側)
埋め戻す前に擁壁面に通称「土間シート」と呼ぶビニールシートを貼り付け、止水性を高めます。
土の埋め戻し時に水をまきながら締め固めて、時間が経過しても陥没しないように埋め戻します。 |
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北側には庭からの出入りの為に引き戸を取り付けました。
庭のグランドレベルに合わせてこちら側も埋め戻します。 |
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電動シャッターの取付です。
巾4.6mの一枚物。
赤く見えるのはシャッターを巻き上げるローラーで、一番端に付いたチェーンがモーターによって回転する事によって開閉します。 |
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シャッター取り付け完了 |
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電動開閉を行うリモコン受信アンテナ。 |
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外壁も一部貼り始めました。
外壁は準防火指定の石膏ボード+カラー鉄板が一緒になったアルタイサイディングというハイブリッド建材を使うので、ある程度の防音+保温効果が望めます。
もちろんいわゆる中空押し出しセメント版のコンクリート系サイディングや、軽量気泡コンクリート系のALC建材を使うより安いからとの理由が大! |
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1F床の土間配筋。
車も入れる事を考え、コンクリートの厚みは150mm、異形鉄筋D10を200ピッチで上下ダブルに配筋します。 |
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赤い矢印面が床面高さ
青い矢印のアングル材でガレージの中と外の縁を切り、ここから外側は緑色の矢印面の高さにコンクリートを打ちます。
これによってガレージの内側と外側で2センチの段差(外側が低い)を付け、雨水が浸入してこないようにします。 |
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2002年12月27日 |
1F土間コンクリート打ち |
外壁工事2日目 |
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朝一番から1F土間のコンクリート打ちです。
2Fスラブの時と違ってポンプ車は使わず、コンクリートミキサー車をガレージ前に横付けして、通称シュートと呼ばれる、流しそうめんを流す(笑)樋(トイ)のようなもので、落差を利用してコンクリートを流すようにして運びます。 |
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コンクリートが打ち終わって5時間後。
2Fと同じようにカラークリートで表面仕上げ。
材料が粉末なので、袋から少しずつザルに移し替え、コンクリートの表面に、まんべんなく振りかけていきます。 |
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材料を均一に振りまいたらまずは木ゴテで表面を荒らすようにコンクリートの表面と混ぜ合わせ、最終的に金ゴテでツルツルに仕上げます。 |
ガレージの床仕上げの検証
まずガレージの床材として通常考えられるのはコンクリートですよね。
普通はセメントと水、そして砕石などを混ぜ、まだ固まっていないレディーミクストコンクリート(通称:生コン)をプラントからアジテーター(生コン車)で運んできて現場に流し込み、左官屋さんが表面を仕上げてから固まるのを待ちます。
で、ここで肝心なのが左官屋さんがする「仕上げ」なんです。まず重要なことは床面が全面に渡って水平であること、もちろん日常的に水を使うような場所でなら床面に水勾配(傾斜)を付けて、一部分に水が溜まらないようにしますが、整備スペース兼ガレージなら水平であることの方が重要と言えます。
もちろんガレージでなら車が出入りすることが基本ですから、シャッター開口部など、外部から水が進入しないような工夫は必要です。
そして左官屋さんが施す「仕上げ方法」に関して言うと、大きく分けて2つの方法があります。
1.木ゴテ仕上げ
木ゴテによって表面を荒らすことによってコンクリート表面に無数の小さな波が出来るので「床の上に何かを貼り付ける場合に接着力が高まる」とか、「坂道など車のスリップが懸念される場所」などで有効です。
2.金ゴテ仕上げ
生コンの硬化が始まりコンクリートが固まる直前に金ゴテでコンクリート表面をこすることによって、生コン内の「ノロ」いわゆるモルタルを床表面に浮かび上がらせ、そして金ゴテによって何度も表面を平滑に仕上げるので、生コン硬化後の表面がツルツルに仕上がる。
ま、ガレージ用途ならまず1.金ゴテ仕上げとなるはずです。
そしてここからが重要なのですが、いくら金ゴテで仕上げたとしても、しょせんはコンクリートなので表面に水をこぼせば染みこみますし、オイルをこぼせば直ぐにふき取ってもシミが残ります。そして経年と共に表面が削れてくるので、砂ホコリが出ます。
ではどうするかと言えば「表面処理」をするわけです。
表面処理にも大きく分けて3つ程の方法があるのですが、
1.混ぜる
コンクリート土間仕上げの時にコンクリート表面に粉末、液体などの強化材を混ぜる
2.塗る
コンクリートが完全に硬化した後、エポキシ系の樹脂を塗ったり、ペンキを塗ったりする。
3.貼る
単純に長尺塩ビシートや、Pタイルなどを接着剤で貼る。
通常、整備スペースとしても使う場合は防水性、そして耐薬品性も考えなければ成りません。
ちなみに今回採用した「チチブ・カラーコンクリート」は1.混ぜるにあたります。
1.の主な採用例として、自動車整備工場、バイク整備ピット、製紙工場、ほこりを嫌う倉庫などで、オートバックス等のピットへ行けば、まず間違いなくカラクリート系の1.混ぜる、仕上げ方法です。
これに対して2.の塗るですが、材料によってはカラクリートよりも耐性を出すことも可能なので、医薬品工場や精密部品工場などで主に採用されています。ちなみにペンキを塗っただけでは、すぐに剥がれてしまいます。
3.貼る、については、キズや割れ、そして耐薬品性から言ってもガレージには向いてないと思われますが、カーディーラーなどのショールームでは耐久性より見栄えを重要視するので、こういうケースが多いですね。
で、長くなりましたが結論!バイクガレージには「カラクリート」系の「混ぜる」です!
まず、左官屋さんに表面を仕上げる「ついで」に混ぜてもらうだけなので安い!混ぜるだけなのに、表面硬度が抜群に上がり、CB1000SF等の重量級バイクのセンタースタンドを立ててもびくともしないし、表面が削れてこないのでほこりが立たない。防水性、耐薬品性も上がり、多少オイルをこぼしてもシミにならない。など、良いことずくめです!
ちなみに「カラクリート」はABC商会の商品名ですので、下記アドレスに標準単価まで載ってるので参考にしてください。
http://www.abc-t.co.jp/f_in.html?commodity/floor.html
ちなみのちなみに私はABC商会の回し者ではありません(爆)。
あ!そうそう、カラクリートの色ですが、俺の場合「明るいガレージ」にしたかったのでグレー系の明るい色にしたのですが、整備場所としてはチョット失敗したかも(笑)。
それは何故かと言えば、整備中に小さなナットなどを床に落とすと、ナットの色と床の色が同化して見えにくい!(笑)やっぱ自動車整備工場のようにグリーンとか赤系の濃い色にしておけば、床に転がったナットもすぐに見つかるってメリットが.........ま、自己満足で作るのが自分のガレージなので、良しとしましょう。 |
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外壁工事ももうすぐ終わります。 |
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2002年12月28日 |
屋根・外壁・シーリング工事 |
外部足場解体 |
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屋根材の折半を隠すように、外壁の頂部をケラバ包みします。
まるで建物がハチマキをしているような感じになるはず。 |
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屋根材と外壁材の隙間は、三角形の面戸で塞ぎ、屋根材と面戸もコーキング材で密封。
これだけで防音・保温効果が抜群に上がります。
もちろんサッシ周りや換気扇、そしてシャッター取り付け接合部もコーキング材で完全にシーリング。
これらの作業が終わり次第、外部足場を解体します。 |
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昨日残ってしまった塗装工事と家具の取付を行います。
写真左側に木製の棚が見えていますが、2階には壁一面に本棚を作ってもらいました。 |
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ほぼ完成。
電気工事と照明器具取付が年内に間に合わなかったので、年明けの1月6日に完成予定。 |
さあいよいよ次は完成後に引っ越しが終わった様子をレポートします。 |
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昨年中に工事を終える事の出来なかった電気工事及び照明器具を取り付けて完成です!
さて、いよいよ次のページは俺のガレージを詳細に報告します。 |
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